マスク品薄騒ぎのまっ最中、業者を煽り品薄を助長させた疑いで吊し上げ真っ最中の楽天市場。
そんな楽天にとってまさに致命傷とも言うべき記事が、鬼の首でも獲ったような勢いでギガジンにアップされた。ネタ元はコチラ。概要を切り貼りするとこんな感じだ。
楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明
なんと、楽天市場に登録した個人情報のほとんどを各ショップは閲覧することが可能で、なおかつ個人情報については楽天市場自身が各ショップに1件10円でダウンロード販売しているとのこと。
楽天市場ユーザーの個人情報がまさに「商品」として各ショップに販売され、だだ漏れになっている実態が明らかになりました。
楽天市場は「ネットショッピングモール」という場として機能するシステムを各ショップに利用させて出店料を支払わせることによって収益を上げています。
さらに出店時には「RMS入門マニュアルセット」費用として3万2000円が別途必要で、さらにその他の有料サービスとしてRMS全商品モバイル、楽天スーパーアフィリエイト、共同購入などなどを利用する際には別途料金が発生する…という仕組みです。
楽天市場は2004年には455億6700万円の売り上げだったものが、2008年には2498億8300万円となっており、従業員数も2004年には599人でしたが、2008年には2081人にまで増えています。
「店舗運営マニュアル」によると「新CSVデータダウンロード」というのがあり、このサービスを利用することによって、各ショップは受注情報をExcelなどで扱うことができるCSV形式ファイルとして一括ダウンロードすることが可能になっています。
これによって「運送業者への伝票や納品書の処理、宛名ラベル印刷など」が可能になるわけですが、なんとこの機能は有料となっており、100件までが1000円、100件を超える場合は1件10円となっています。
つまり、1件10円で個人情報を売っているわけです。……
とまあ、こんな感じ。タイトルだけ読むと、まるで楽天が悪徳名簿屋みたいな書きっぷりで、2ちゃんの反応も予想通りの煽り一辺倒。
でも、よくよく読むと「アレッ?」となるわけですよ。なぜそういう気持ちになったか、私が書くよりよほどわかりやすいレスがあったので、申し訳ないが以下引用。
57 :名無しさん@九周年:2009/05/27(水) 22:10:16 ID:4ZOdJLuU0
はいはい利用者が来ましたよ。
これって配送用の住所情報がもらえるやつだよ。
普通にやってても注文があったお客様の個人情報はわかる
でないと連絡もできないし発送だってできないよw
つかデーターの形式が違うからって科料すっから、
情報そのものが商品って誤解されて、「売ってる」って叩かれちゃうんだよ。
補足するとだな、
楽天の注文てモニター見ながら伝票を手書きするようなシステムなんだ
それだと件数が多いところはしんどいので、
伝票を印字できるような形式に加工したデーターっつーのを、
事前に申し込めば楽天が別途に作ってくれるわけ。
いま問題になってるのは、そのデーターをオプションとして科料してるもんだから、
「商品化してるよね」ってからまれてるわけだな。
私は別に楽天が好きでもキライでもない。ただ、ギガジンの記事を読むに、まるで全店舗の顧客名簿を見境無く希望者にバラまき、小銭を集めてウッシッシッ……みたいな印象を受ける。
だけど、もしも上で述べられている情報が真実なら(2ちゃんのどこに真実があるのか、突き詰めて考えるときりがないが)、さほど目くじら立てるような事じゃないんじゃねーかと。
自店舗に発注した顧客のCSVダウンロードがその都度有料ってのがそもそも理解できないというか、想像を絶するゼニゲバぶりにあきれるばかりだが、そんなことより、GIGAZINEの自信満々な煽りは少々度が過ぎているというか、何か重大な間違いが起きている予感。
そこらのクレジット代行会社だって、客のカード番号の一部ぐらいは(下四ケタだけとか)、加盟店に伝えるだろ。
楽天が1人10円でどこまでご開帳したかはデータを見てないので何ともいえないが、おそらく、そんなところだろうと思う。たった10円でカード情報ぜんぶバラまいてたら、スパムどころの騒ぎじゃないだろうし。
GIGAZINEが「楽天が個人情報を1件10円で販売している」と全力で飛ばし記事
私と同じ思いの方もいらっしゃるようで。
飛ばしでも飛ばしじゃなくても、いずれにせよ何か大変なことが起きそうな予感! 人の不幸は蜜の味。一番かわいそうなのは、何も知らずに楽天でショップ開いてる罪なき中小企業の皆さんかもね。









































