バンコクで言うならヤワラの北京飯店と言いましょうか、プノンペンを旅したことのあるバックパッカーならほぼ誰でも知ってる、伝説の安食堂「つうちゃん食堂」が先月末、遂に閉店となった。
松本伊代に2ミリだけ似てる(注:12年前の話)──と評判の巨乳ベトナム人、つうちゃん経営、格安価格でトンカツや冷や奴、ソーメン等の日本食もどきにありつけるお店として、長らく愛されてきた。邦人バックパッカーのたまり場的存在でもあった。
順風満帆と思いきや、ここ数年、プノンペン市内に日本料理店がいくつもオープン。競争は激化し、一番の上得意だった買春エロおやじ達がクリーン化したプノンペンから消えてしまったため、訪れる日本人客が激減。そんなもんだからつうちゃんも経営に全く気合いが入らず、いい歳こいて昼間っから身長185cmの彼氏とちちくりあったりして……。
遂に本業の傍らバイアグラはおろか「飲み物に入れたら彼女はメロメロ? 1本5ドル悪用厳禁 スパニッシュフライ」なんてものまで売り出す始末、プノンペンの赤ひげ薬局を目指したのか? 店は見る見る荒廃していった……。
終いの方は故障して詰まったままの便所から異臭が漂い、メニューはほとんど売り切れという感じで、まさに潰れるべくして潰れたという感じ。さよならパーティもなく、ひっそりとした最期だった。
昔はそんな店でも通わざるをえない、本当に喰うモノのない町だったが、最近は外資系ファーストフード店が続々オープン。それでも少し前までは「Pizza Hot」だの「KFC(Korean Fried Chicken)」だの、良く見るとアレッ? というニセモノばかりだったものの、まともになってきた。
上の写真はタイ系のピザチェーン「ピザカンパニー」のサラダバー。そう、一丁前にサラダバーなんてあるんですよ。ピザカンパニーは市内に5軒ほどあり、どの支店も大繁盛の大儲け。味はDJ北林が「イマイチ」と言うくらい大したことないのですが、夜など座れないくらい大入りでげす。
このピサカンパニーを運営する某社。元々タイで「ピザハット」をチェーン展開していた。ところがフランチャイズ料を払うのがバカバカしくなり、いきなり独自ブランドで独立。そういう会社です。
こちらはコリアンフライドチキン……ではない本物のKFC。一見するとどこにでもあるKFC的風景。と思いきや、後ろの壁を良く見て欲しい。壁の角あたりに何か変な生き物が貼り付いてるよ。
ハイ、毒々しい色した謎のカエルが壁を動き回ってました。ま、所詮プノンペンだからこんなもんよ。厨房から逃げてきたのかな?
それはそれとして、カンボジアまで来てファーストフードってのも味気ないといえば味気ない。そんな方には……
シェムリアップにアンコールワットがあるなら、プノンペンには「キャピトルレストラン」があるぜ! てなわけで、由緒正しき名店で名物メニューを食べよう!
下から三行目に注目「Plat Napoleon」ナポレオン? これ、値段(2.5ドル)の割にかなり激しいメニューである。
オーダーしてびっくり。注文後10分後、事件が起こる!
熱々の鉄板に千切りの肉野菜炒めが載った単なる鉄板焼き──と思いきや、ジョジョジョジョジョワァァァァァッ! ものすごい焼き焼きサウンドが厨房から近づいて来る。
ハッと振り返るとウェイターの右手から煙突顔負けの水蒸気! ド派手な演出に店内ばかりか、通行人から行き交う車の運転手からバイクの兄ちゃん姉ちゃんまで、半径20メートル四方の目という目は貴方に釘付け! そんな料理である。我らがDJも「注目浴びたいとき食べる」とコメント。
てなわけで、やさぐれ旅行人新作DVD撮影のため、腹をすかせたDJ北林に無理矢理起きてもらい、朝8時にナポレオンをオーダー。
朝っぱらからサーブされるド派手メニューに居合わせた客は外国人・現地人問わず絶句。乞食も絶句!辺りには DJの発する荒武者のような豪快な笑い声がむなしく響き渡り、交通渋滞が! 今回のナポレオン食べ歩きは11月発売の新作DVDで公開予定。 乞うご期待!









































