10年近くぶりのマカオ。いい感じにさびれた印象しかなく、それはそれで楽しみだったのだが……。巨大カジノが続々オープンし、変わり果てておりました。
香港から高速船で約一時間。今回は旧知のAさん(仮名)とマカオでささやかに数時間ヒマをつぶし、夜9時だかのフェリーでシンセンへ向かう予定だった。
フェリーターミナルを起点にカジノの無料バスが出まくっている。カジノ巡りには便利だが、そのぶんタクシーの数が減ったような気がする。
セナド広場の有名店・黄枝記。Aさんの勧めで初入店。時間帯によっては長時間待たされることもザラだとか。でも、今回は幸い待たずに済んだ。
名物の海老ワンタン。噛む前にうっかり丸ごと飲み込んでしまいそうな程プリプリ。食い物の感想は慣れてないのでこれが限界。うまい。
これも名物。海老の卵がけ乾麺。熱いスープをかけながら食べます。これもうまかった。
築40年の団地から臨むギラギラなグランドリスボア。悪の殿堂。
少し時間があったのでしばし解散し、ひとり適当な方向に歩く。
古本屋。1時間あまり歩き、そろそろ戻るか……と思いきや、タクシー来ない。そのうち来るだろうと30分ほどウロつくも、空車がどこにも走ってない。
待ち合わせ時刻まで10分を切り、道にも迷って絶望の末、おしっこしたくなった頃、ようやく空車を発見。
集合時間に30分近く遅刻。Aさんいわくシンセン行きのフェリーはもう間に合わないので、今夜は一泊してカジノで勝負するそうな。ひとまずホテルを取り、近場のレストランで軽く夕食。
真っ黒に日焼けして、魚河岸のおっさんみたいな威勢の良い広東語でオーダーを取る三人組の女が隣のテーブルにいた。ゲスな女だな、とぼんやり思っていると、彼女たちが急に日本語で会話を始めた。現地在住の日本人なのだろう。思ったことをそのまま口に出してたら(プノンペンに長くいるとそういう癖がつく)彼女たちを深く傷つけるところだった。軽く反省。
夜のグランドリスボア。毒々しい……。そんなわけでAさんは勝負。私は散歩に出かける。
商店街には5メートルおきに遣り手ババアが立っている。カジノの前では売春婦がとぐろを巻いている。次々声をかけられるが、金が勿体ないので断腸の思いでシカト。
フェリーターミナル横の城。背後にはサンズマカオ。歩いていると、カンボジアの友人になんとなく電話をかけたくなった。
ケータイが使えなかったのでクレジットカード式の公衆電話から呼び出し。「いやあ、どこもかしこも売春婦だらけだよ。すげえよ」などと20分あまり状況報告。このとき知るよしもなかったが、翌月、通話料として一万円引き落とされた。
ウィン。一時間おきにショーがあります。天井割れます……。結局この夜Aさんは明け方まで帰らず粘り勝ち、私の分の旅費を全部おごってやると言った。昨晩の断腸の思いはどうやらムダだったらしい。
明け方、聖ポール天主堂跡へ。マカオは10回ほど来たがここは初めて。
公園の展望台から。忙しくも楽しい一日でした。









































