増刊号開始> <増刊号だぜ、増刊号。むははは。おらー読まねえか、おらおらー> 週刊チンポウは本日発売です。 ========================================================================== |TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU| 発行 無限会社珍報堂 | |TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU| 編集 完狂堂恥骨 | | TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU| PC-VAN MEH56541 | | TT II NN NNN PP OO OO UU UU| NIFTY NCC02746 | | TTTT IIIIII NN NN PP OOOOO UUUUUU | FAX 048-266-5697 | ========================================================================== CompuServe 72221,2746/ASAHI GJ8A-NSD/コンプネット<申請中> -----------------------------------------------------------------------------  週刊チンポウ増刊号「一皮むけたな、増刊チンポウ」でございます。なに、週刊チン ポウを知らない?オックレテるぅ。ナウなヤングに大人気なんだぜ、びっくりだよな。 ジュリアナ東京で若いねーちゃんが読んでる、あれだよあれ。どれだか良くわかりませ んが。 ------------------------------------------------------------------------------  チンポウ誌とは、筆者の一人格「恥骨」氏が編集するオンライン雑誌の名前です。 珍しい報道、と言う高尚な意味を含んでおります。現在PC−VAN[アマチュアライ ターズクラブ]の「連載コーナー」でひっそりと続けているのです。ヨウジ氏のよーわ からん強迫観念MSGに埋もれ気味ではありますが……。私はさびれたボードでドコド コ自作をアップするという習性がありますので、あまりその点は気にしていません。興 味を持たれたら、是非一度遊びに来てやってください。なお、上記の専用ファックス番 号でのいたずらはいやだなあボク。ファックス専用になってますんで、何か情報ありま したらよろしくお願いします。 ------------------------------------------------------------------------------  週刊チンポウは、「インフォウェア」と銘打っております。もしお気に召しましたら 何らかの「情報のペイバック」をお願いいたします。「情報」は何でも結構です。国家 機密でも感想でも、何でもオーケーです。 ------------------------------------------------------------------------------  アンギラス氏の手による『おまんた』発行おめでとうございます。(しかしこんなノ リの書き込みばかりしている俺って奴はよ……。)チンポウ誌は現在、ニフティと朝日 ネットに侵攻しようかと作戦を練っております。もし見かけたらお声をおかけ下さい。 ------------------------------------------------------------------------------  さて、これ以降は過去の『チンポウ』誌よりピックアップしたものの転載です。お目 汚しではありますが、チンポウの味をお楽しみ下さい。ワシは男だから、ちょっといや だが。 ------------------------------------------------------------------------------ #3162/3486 連載 ★タイトル (MEH56541) 93/ 5/28 22:51 ( 50) 週刊チンポウ(5・28)        クリスチーネ郷田 ★内容 『週刊チンポウ』刊行にあたって  週刊チンポウ。 ふと、こんなタイトルが私の頭をかすめた。 週刊新潮と言う雑誌に似た響きであり、独得な、ちょっぴり不思議な趣があるような気 がするのは決して私だけではあるまい。 かつて私が考えたアホな雑誌名として『主婦のホモ』『子種まく人』『メンスノンノ』 と言った「想像上の」雑誌群があげられるが、新たに一冊私の脳細胞に発生しこのたび 刊行されたのが、この『週刊チンポウ』なのである。(また下らぬ事を。) ちなみに以上にあげた雑誌はあくまでも想像上であり、実際に存在するわけではない。 当り前だっつうの。 この点、『少年ジャブン』や『少年マンデー』に似ている。週刊チンポウはかくしてめ でたく発行される運びとなったのだ。 ところで週刊チンポウは「週刊」でありながら実は不定期刊行なのである。何故かと言 うと、作者が気まぐれだからである。そんな(どんな、だ)週刊誌(?)を目指したく 思う。 『快楽亭ブラック』なる本を購入した。 講談社、イアン・マッカーサー、2000円。 快楽亭と言うと即座に「セックス」と答えるのが現代に生きる人だが、「ブラック」と 答えるのは結構なおっさんかも知れない。 ブラックの親父もまた面白い人であった。親父さんは『ジャパン・ヘラルド』の編集な どで知られている、日本のジャーナリズム史には必ず(?)出てくる(と思うのだが) ジョン・レディ・ブラック氏じゃありませんか。 9月19日は快楽亭ブラック氏の命日なので、暇があれば花でも添えに行こうかなどと 思う今日この頃である。(ちなみに墓は横浜外人墓地にあるそうだ) 『BEST OF GO GRAPHICS』なる本がアメリカのネット「コンピュサ ーブ」で発行している雑誌(コンピュサーブ・マガジン)の広告欄に出ていた。この手 の本を日本でやれば売れるのではないか?グラフィックスのダウンロードには時間がか かるので、これは非常に有用な本である、と思う。というわけで一冊オンラインで発注 しておいた。 「本の雑誌」:日本のSFは何故元気がないのか特集にはうなずけるものがあった。 『ジュラシックパーク』で驚くのは、その協力者の多さである。 SFや小説を書くには取材から始めねばいけないと言うのは賛成だ。 また岡嶋二人やエラリィクイーン、藤子不二雄のように二つのブレインを使うと言うや り方もある。これが多ければさらに良いものが生まれる、かもしれない。 独断と偏見に満ちた一人よがりよりは、よほど面白いものが出来るような気がするので あった。 『カンボジア戦記』中公新書読了。しかし、クメール・ルージュは実に恐ろしいっす。 現実にあるんだよなぁ狂気の世界が。ポル・ポト、カンボジアについてはゆっくり考え ようと思う。しかし、自国民を100万人近くブッ殺すと言うのも珍しい。 ヒトラー以上だ。 わけのわからぬ事を書いているが、私の目指していた週刊誌はこんなものではないの だ。と思いつつ続くのだな。何かネタがあったら教えて下さい。取材もしましょう。 とりあえず、法廷でも見学してくるかぁ。 解説:創刊号です。まだ体裁が整っておらん。 #3167/3486 連載 ★タイトル (MEH56541) 93/ 6/ 4 23:45 ( 57) 週刊チンポウ(6・04)        クリスチーネ郷田 ★内容  最近の金欠病には泣かされる。なぜこうも金が無いのだろうか。ひょっとして誰か私 の金を盗んでいるのではないか。そんな事は他人にはどうでも良いテーマではあるが、 私にとっては重要事項である。なにか金儲けになる話はないものだろうかとも思うが、 まあおいしい話はそんなには無いあろうなと言う気もする今日この頃だ。 ハングル語に興味を持っている。JARIRANGにVADA98と言う素晴らしいソ フト(ハングルエディタ)があったのだが、これが実にいい。使い勝手も良い。カンサ ハムニダ、だったっけか。(日韓辞典を買わねば。)ところで2ボル方式の入力方法と 言うのがよくわからないのだ。まあどっちにしろローマ字入力だから良いんですけど。 しかし、ハングルは難しいです。そういえば、ウムラウトなどの記述できるエディタっ て何処かにありませんでしょうか。中文エディタも欲しいです。98の環境では無理か なぁ、DOS/Vではゴロゴロありそうな気がしますけどね。ちょっと探してみるか… 。 アラビア語のエディタはあるんだろうか。アイヌ語エディタなんてのも誰か作ってくれ ぇ。 どうも最近自分が皮膚病なのではないかと思えてならない。夜、寝ていると体中がかゆ くて目が覚めるのです。なんでしょう、これ。かき過ぎてミミズ腫れになってしまい、 ハタから見ると変態プレイが好きなのかと疑われてしまいそうで恐いのです。風呂に入 らないのがいけないんでしょうか……。 モンティパイソン・ファンなら思わずヨダレの出るであろう本を最近購入した。"LIFE BEFORE AND AFTER MONTY PYTHON"である。セント・マーチンズプレス、池袋のブックセ ンターリブロで。金が無いと言うのに、困ったものだ。しかも、だ。どーせ読まないの だ。途中で読むのをやめちゃうのだ。持っているだけで嬉しいと言うのは、これはもう 病気の世界としか言いようがない。それにしても、テリーギリアム氏の撮るゴジラって のはどう言うゴジラなのだろう。期待してしまいますねん。「フィッシャーキング」は おすすめです。 洋書でもう一冊買ったのがありまして。"SHIPS OF THE STAR FREET"。スタートレック の本です。これもまたヨダレものですな、しかしヨダレたらすのはトレッキーくらいで しょうが。スターシップの詳細なデータが書いてあるんです。いいです、実にいいです 。遊びもここまでやると見事なもんです。 ところでテグレット技術開発のソフトのマニュアルって読んだ事ありますか。あれ面白 いですよね。言葉のはしにユーモアが見られる。わかってる人が書いてますよ。ああい う遊び心は好きですね。 (これ以降フィクション)週刊チンポウの版元はチンポウ堂だ。チンポウ堂は創業20 億年の老舗なのだが、最近はバブル崩壊も重なり資金繰りが悪化している。一部では倒 産がささやかれていたのだが、どうやら苦難は乗り切り、新たなチンポウ堂商法を展開 してくれそうである。 チンポウ堂が久しぶりに発行した小説を何点か紹介したい。 『さよならおむつ、そしておしゃぶり』 ゆうきひとし(2才)著 2000円 おむつにまつわる体験談をおもしろおかしく語る辛口エッセイ。 『こんにちわおむつ』 ゆうきあや(3ヶ月)著 10円 はじめてのおむつに胸をときめかせる少女たちの甘いインサイド・ストーリー。 『おむつなんていらないよ』 デビッド・ハッシシ著 100円(消費税2億円) おむつにたよる軟弱な日本人を批判した論文集。 たて続けに『おむつシリーズ』を刊行したチンポウ堂だが、その真意は。次回はその へんについて考えたく思う。 解説:何言ってんだかよくわかりません。 #3172/3486 連載 ★タイトル (MEH56541) 93/ 6/12 23:18 ( 53) 週間チンポウ(6・13)         クリスチーネ郷田 ★内容  JKOTOBAにある[TRTEXT4.31](OSL1、86番)をダウンロー ドさせて頂いた。逐語翻訳に興味を持っているゆえ、こうしたソフトがオンラインで配 布されているのはまことに有難い。似たようなソフトに[PDIC98]があった。チ アリSIGのOSL6、1233番。バージョンアップはしたのだろうか。私はどちら かと言うとPDICの操作性の方が好きである。また、辞書をソートしたい関係からJ ORIENTのOSL2、159番[SORTF]も頂いた。そういえば、ウインドウ 用の「ヒエログリフ・プロセッサ」が公開されていた。JKOTOBA。ヒエログリフ が出来るからどうなると言うものでも無いが、面白そうである。こう書くとテキストが 中心になりつつあるようだが、本当は美しいグラフィック環境が欲しかったりする。  ところで、川端康成の『雪国』の出だしであるが、これを「こっきょう」と読むのは 間違いであり「くにざかい」が正しいなどと私の昔の日記に書いてあった。結構間違え やすい部分ではある。私の日記には、こういうわけのわからん記述が多い。なに、「静 岡新聞は右傾化している」だって?そうなのか?うーんわからん。「アジアの富豪NO 1はタイのチン・ソーポンバニットだ」。だから何だ。なんでこんな事を書いたんだろ うか。本格的にわけがわからんですな。こんな知識が一体何の役に立つというのだ。  一太郎バージョン5が届いた。しかし、まだ使っていない。理由はと言うと、EMS ボードが無いから使えないのである。なんと、使えないのに買うとは驚くべき先物買い である。使えないような予感はしていたのだが、せめてATOK8くらいは近日中にハ ー ドディスクにインストールしようと思う、暇な時に。私のATOKはいまだに「5」だ ったので久々のバージョンアップだ。一時期WX2+にしようかと思っていたのだが、 金銭の問題で保留になっていたのであった。しかし文章の記述はVZエディタを使用し ているのであまり有難くないのぅ、GUI環境はどうせ重いからなあ。  JARIRANGで喧嘩中のサンダカン8氏にインタビューを試みた クリ郷「お元気そうで何より」 サン8「まあ一杯いかがかね」(「いいちこ」をすすめるサン8) クリ郷「ああ、どうも。「いい恥垢」ですか。なかなかおいしいですね。」 サン8「そういう枕詞的なギャグからは足を洗ったほうが良いぞ、まあいいけど」 クリ郷「JARIRANGに良く行っているそうですが」 サン8「ああ、会議室の4番だ。面白いぞぅ。最近はもう飽きつつあるが」 クリ郷「会議室の中で印象的な人物はいますか。」 サン8「真鍋、鷹山、ネーム。この3人は凄いね。」 クリ郷「そういえば真鍋氏は僧侶だそうですが」 サン8「うむ、クソ坊主(笑)。破戒僧もいいとこです。」 クリ郷「そうですかー。クソ坊主ですか。私はスカトロの趣味があります」 サン8「下品な趣味ですね。」 クリ郷「うーむ、一時JSFDBで話題になったNAM氏以上の存在と言ったところで すか。馬鹿をもてあそぶのはインタラクティブなエンタテインメントとして次世代の巨 大産業に成長しそうですね。本日はどうも有難うございました」  チンポウ堂の新商法については次回書こうと思う。何故なら、今日はもうおねむの時 間だからでちゅ。(←馬鹿である) 解説:真鍋氏とは、随分懐かしくも空しい会話が繰り広げられた。今となってはどうで も良い事である。 #3201/3486 連載 ★タイトル (MEH56541) 93/ 8/ 1 8:55 ( 45) 週刊チンポウ7(08・01)     クリスチーネ郷田 ★内容  大誤植を発見した。いままで『週間チンポウ』と書いていたのは大きな誤りだ。 『週刊チンポウ』が正しい。あうー。これはものすごい大誤植である(;_;)。 久しぶりに顔文字で泣いてみる私であった。  わが家のダイナブックEZ用にウインドウズを買おうかと思っている。 なんとなくあの美しい画面にそそられてしまい、夜も悶絶して眠れないというありさま なのである。しかし、東芝め。386CPUのダイナのすぐ(でもないかな?)あとに 486登載のマシンを発売するとは……。買い控えをしておけば良かった。くそう。 悲しい。WINを買うとなると、まずフロントエンド・プロセッサから買わなくてはな らないという事になる。このあたり、現状に満足している私としてはいまいち食指が動 かない部分ではある。しかしまあ買ったら買ったで結構便利だとは思うのだが。  究極のパソコンとして名高いのが、プープー社の「プープー800」である。 「プープー800」は「プープー950」の後継機で、その膨大なソフト資産が使える ため、我々ユーザーとしても嬉しい限りである。 まず、何と言ってもそのパソコンらしからぬデザインが良い。 パソコンというとどれも同じような形をしているが、「プープー800」は違う。  まるで異世界からやってきたかと思わせるような不気味な形で、気の弱い人なら卒倒 するであろう。一部腐りかけていて腐臭を発しているパソコンなど、いままでに無かっ たのではなかろうか。内部配線には死んだネズミが使われていて、死んだカエルを使っ ていた従来機に比べて処理速度が格段に早くなった。  ディスプレイ部分には金魚鉢が設置されていて、金魚が飼えるようになっている。 さらに周辺機器を組み合わせれば熱帯魚も飼えるようになる。  また、増設用の金魚鉢もプープー社より安く販売されている。私はとりあえず無難な エンゼルフィッシュを購入し泳がせてみたが、なかなか操作性も良い。 魚以外にも、スナネズミや子犬などにも対応しているので安心だ。 プープー社の推奨する環境はエンゼルフィッシュ+ネオンテトラの組み合わせであるが 、パワーユーザーであれば、最低でも金魚3匹は増設しておくべきだろう。  CPUは米国ハトヤ社の「4126」が使われており、いまのところ最高のスペック と言えよう。また、付属ソフトに「たこやき作成プログラム」がついており、買ったそ の日からすぐにビジネスの即戦力になる。  キーボード部分は人肌と同じ手触りになっている。キーボードを叩く度にあえぎ声が 聞こえる点は高く評価して良いが、男・女の設定を間違えるといやな気分を味わう事に なるであろう。筆者も「男」モードにセットしてしまい少々気持ちの悪いあえぎ声を聞 いてしまった。  また、リセットボタンのすぐ横に自爆ボタンがあるので注意が必要だ。 この部分の設計はあまりよくない。自爆ボタンを押すと確かに簡単に死ねるのだが、一 般のユーザーにはあまり必要のない機能だと思う。筆者の友人も最近誤って自爆ボタン を押してしまい、他界してしまった。つつしんで冥福を祈りたい。 解説:これは恥ずかしいミスだな。 #3397/3486 連載 ★タイトル (MEH56541) 93/10/17 0:21 ( 64) 紙面一新・新しくなった週刊チンポウ18   完狂堂恥骨 ★内容  まったく不況続きでいやになるわい。ほんとにねぇ。今日お邪魔したマンションのヒ トの事をちょっと書きます。彼はニューヨークに行って仕事をしていたそうだが、不況 の影響で日本にカムバックしたそうです。コンピュータ関連は軒並み大不況だそうで、 悲惨なものですね。それにしてもアメリカ製のパソコンは、でけぇ。ウインドウズを使 っていたようですが、しばらくするとスクリーンセイバーが起動して紅葉がディスプレ イに舞い降りておりました。秋ですなあ。 雑談1>  『浣腸X27』はマレーネ・ディートリッヒの代表作である。そのハードなプレイに は私も度肝を抜かれたものだが、この作品のモトとなっているのが変態プレイで有名な マタ・ハリである。マタ・ハリはスパイ史に残る有名人だが、幕張は幕張メッセで名高 い。かつてコミックマーケットの行われた幕張メッセだが、その狂乱騒ぎのため、コミ ケ実行委員会はこの地より締め出しを食らった、と言うのも記憶に新しい。だから何だ と言われると非常に困る。ところで、紙面一新なのであるが。  紙面一新!今度のチンポウは、ちょっと違う。まず、ハンドル「クリスチーネ郷田」 の廃止を決定いたしました。時代の潮流にともない、さすがにこのハンドルも手垢にま みれた感があります。ナウなヤング3億人に聞きましたところ、クリスチーネなどと言 うダサい(笑い)名前は即刻廃止すべきだと言う意見が圧倒的でありました。以後、A WCでは恥骨名義で書きます。  第二点は、内容面の変更です。これからはもう少し充実した内容にしたく思います。 が、思うだけなら誰でも出来ると言うもの。しかし、思考は現実化すると言ったのは確 かナポレオン・ヒルだったかと思います。恥垢は物質化するとは誰も言っておりません が。 遣欧使節の話>  文久元年(1861年)幕府よりヨーロッパに派遣された「遣欧使節」が、なんと も興味をそそる。福沢諭吉と福地桜知もおります。福地桜知あたりも、モノすれば面 白そうです。イギリス艦オージン号はゆっくり海路を進み、シンガポール、スエズを 通過し、カイロにてピラミッドを見物。フランス、イギリス、オランダ、ドイツ諸国 を漫遊したのです。参考:紀田順一郎『幕末明治風俗逸話事典』東京堂出版  面白い本。 雑談2>  NHK教育の『FIGHT!』はなかなか面白いのでつい見てしまう。以前『YO U』のやってた時間帯だったと思う。(はずかしい、いやなつかしい。)今日の内容 は、発明合戦と言った趣のものだ。3人でやる将棋盤……こりゃ考えたな。碁盤が6 角形になっているんですね。ブラジャーのはずす部分が知恵の輪になっているもの。 これもいいねー。何の話だ。閑話休題。フレッシュボイスにて、カメ猫さんがシニカ ルな意見を述べていましたが、あまり深く考えた事はないですね、私の場合は。  パソコン通信を特別なメディアととらえるむきもありますが、よく考えたらこうし た語らいの場というのは昔からあるわけでして。アマチュア無線でしょ。クラブでし ょ。サロンでしょ。井戸端でしょ。文通でしょ。「人間は孤独だ」論は諸人が語って おりまして、まあ確かにそういう一面もありますけど、やはり書いてて楽しいから書 くと言う面もありますよね。そこでマスターベーションなんじゃねえのかと言われる 場合もあるんですが、それはそれで当たっています。あえて言うほどでもない。  カトリックじゃあるまいし、手悪さを禁じても無意味です。金を払ってカイている んですから、我が道を行くと言う感じでカキ続ければ良いのです。駄作であれ、自分 にとって面白ければ、それは傑作なのです。(自分自身で書いた日記などは、自分自 身にとっては、「文豪」の作品よりも貴重なのです。)  「構える」ほどのもんじゃないのですね。かつてどこぞで述べた事があるかも知れ ませんが、便所の落書きが、見方によっては面白いんですなこれが。  気楽に書けばいいんじゃないでしょうか、などと書いている私自身は、どちらかと 言うとかなり特殊なのかもしれないが、気のせいか。なはは。 おとど>  一番画数の多い字だそうです。雲が2つに龍が3つという凶悪さ。第二水準にもな いでしょう。 #3574/3574 連載 ★タイトル (MEH56541) 94/ 1/16 16:22 ( 43) みるみる痩せる!週刊チンポウ           恥骨 ★内容 アイデンチチーの話>  この世は相対的に出来ていると言う概念はアインシュタイン氏がもたらしてくれた ありがたい視点だと思う。(物理学者で異議を唱える者は無視。)新聞によると、ワ ハハ本舗がアイヌ民族を馬鹿にしたコントを演じ、TVでオンエアされたそうである。  イヨマンテの踊りをおもしろおかしくアレンジしたワハハ本舗に罪は無いが、アイ ヌの神を冒涜するなら、仏教、天皇、イスラム教、身障者などなどを同レベルで冒涜 するくらいの事は朝メシ前なんだろうな、TV局さまよー。出来ないのであれば答え は自明である。マイノリティに対するいじめ、以外の何物でもない。言論の自由を叫 ぶ前に、天皇その他、絶対権力を冒涜してみなってーの。それが出来れば認めてやる わい。  国際社会になるにつれ、日本人でなくとも心の拠り所が必要となってくる。馬鹿は すぐに天皇や日の丸と言った偶像を崇拝して日本人でござい、と威張り散らす。そう 言う人を、馬鹿ナショナリストと言う。馬鹿ナショナリストは無批判、無条件に国を 愛す。違うんだよな。国境を越えて、エライ奴はエライんだよな。と言うわけで、ア イデンチチーはクニなんぞに求めず、生命、あるいはDNAなんかに求めると宜しい かと思いますね。 深夜プラス1>  飯田橋に、「BOOKS SAKAI深夜プラス1」と言う書店がある。ギャビン・ ライアルの同名小説をモトにしているわけですが、こうした命名って粋でいいですよ ねー。手元にある『ミステリ・ハンドブック』によると、かの小説の面白さの秘密は 「物語の枠組みが単純」で、「作品世界が濃密に展開される」事にあるという。そう、 基本的な設定なんぞは単純至極でいいわけだ。あとは人物を描く筆力なんだろうなあ。 ミステリを読む時、私は謎解きよりも人物描写に重きを置きます。極言すればミステ リに謎解きなんぞはいらない!ごく普通の捜査官が「明確な推理」(主人公はなんで もお見通しと言う、実際にはあり得ないパターンが多い)などせず、地道に調査し、 犯人を追いつめ、人生をかいま見るごく普通の捜査日記。これぞ上質の大人の読み物 の王道でありましょう。  随分前の「エラリー・クイーンズ・ミステリマガジン」(だったと思うが)で、日 本を題材にしたのがあった。タイトルは何だっけな、「heron」(サギ)とヘロインを 引っかけた言葉遊びのタイトルだったけれども、その短編の中で爆笑の箇所があった 事をふと思い出した。  犯人の父親か何かが、真相を知って驚く場面。彼のつぶやく言葉がこれです。 「KUDASAI,KUDASAI...」  最初、このオッサン何言ってんの?と思ったが、英語で考えれば分かりますね。 「PLEASE,PLEASE...」(何て事だ……くらいの意味でしょーかね?)  と言ってたわけですね。何事にせよちゃんとアドバイザーがいないと駄目なもんで すね。ですから、創作に関しても結構辛口の評論をしあうと技術が磨かれると思いま すよ。