8==> 週刊チンポウ増刊2「ムクムクと大きくなる珍報誌、内容充血!」号 --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ============ TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU 珍報堂UNLTD. TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU 闇嶽骸骨(OmO) TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU PCVAN@MEH56541 TT II NN NNN PP OO OO UU UU NIFTY@NCC02746 TTTT IIIIII NN 珍 報 OOOOO UUUUUU FAX@0482665697 --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ============ CompuServe@72221,2746/ASAHI@GJ8A-NSD/コンプ@COMP4141/模索舎\150 ---------------------------------------------------------------------- ●増刊号「2」です。  どうもです、完狂堂恥骨です。うむむ、ついに2号が出てしまうんですね、 めでたい事です。チンポウもついに2号さんを持つに至りました。タイトルに も最近気を使っております。今度ウインドウのアイコン作成しようかな。「お まんた」のアイコンもあると実にお馬鹿環境的で面白そうですね。ところで bruces@well.sf.ca.us charles@mindvox.phantom.com  上記インターネットのアドレスは、それぞれ、SF作家のブルース・スター リング氏とチャールズ・プラット氏のメールボックスです。何かの参考にはな るかも知れないので、一応書いておきます。次回「おまんた」でインタビュウ と洒落こんでみるのもオツなものかもしれませんね。SFはネットワークだ! ---------------------------------------------------------------------- ●「2号」付録は、美しくもHなグラフィック(boin.mag)です。悩ましい美 女の官能の世界をお楽しみ下さい。楽しめなかったあなた、残念でした。実に 惜しい事をしました。堪能した方、ネタバラしてはいけません。「ボイン娘」 の乳首が、貴兄にとってチンピク度120%である事を願ってやみません。 ---------------------------------------------------------------------- ●さて、  例によって「チンポウ」誌ダイジェスト版を掲載します。ネタなどありまし たら遠慮なくご連絡下さい。ズリネタも歓迎いたします。特にロリータものが 良いですね。(←筆が滑った)「悩ましい赤ちゃんの官能写真」とか。あるい は「壮絶!小猫とじゃれあう乙女(1歳)」なんていうのは、実に良いです。  何書いてんだ。やめやめ。もうウンザリだ。そういえば、チンポウ誌って通 算何号なのか、自分でも把握していないんですよね。一回編纂してみたいとは 思っているんですが、なんか膨大なファイルになってしまったので、やめまし た。しかし、相変わらず改行が揃っておらんぞー。ところで、何かネタあった らボード上なりメールなりで受け付けますので、よろしくであります。最近は 夏バテで疲れ気味ですが。あ、まだ夏じゃないか。 ---------------------------------------------------------------------- 週刊チンポウ<94/05/01> ========================================================================== |TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU| 発行 無限会社珍報堂 | |TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU| 編集 完狂堂恥骨 | | TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU| PC-VAN MEH56541 | | TT II NN NNN PP OO OO UU UU| NIFTY NCC02746 | | TTTT IIIIII NN NN PP OOOOO UUUUUU | FAX 048-266-5697 | ========================================================================== SUPER STRINGS サーフライダー21について ●(SF系フォーラム,SIGにポスト)  みなさんは『ウルトラマン研究序説』を読みましたでしょうか。ああ言ったノリの、 学際色豊かな書籍が売れると言うのは個人的に嬉しいです。ふと見ると、かの書の後書 きのところにニフティのIDが載っておりまして、メールにてちょっとした質問状を送 付しました。私のつたない駄文にご返事頂きまして、本当に有り難うございますです> 速水栄さま。以下、了承を得て各ネットに「転載可」となっておりますので、もしアレ でしたら転載してくれると嬉しいのであります>ALL。 次回「おまんた」に載せてもいいんじゃないんすか>アンギラス氏(^_^)  なお、(本名)の部分は私の本名が入るのです。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(NIFTY,MAIL)  はじめまして、(本名)と申します。『ウルトラマン研究序説』を購入したらニフテ ィのIDが載っていたのでメール致しました。私もウルトラマンで育った世代ではあり ますが、このような「研究」をパソコンネット上でオープンに討論している場所ってあ るんでしょうか?また、続刊や今後の予定などお聞きできれば大変嬉しく思うのですが 。 (なお、返信メールは「転載可」にしていただくと感激です。NIFTYやPC-VANのSF系 フォーラムに転載したいので……。)  では、突然のメールで大変申し訳ありませんでした。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(返答編)(NIFTY,MAIL)[SUPER STRINGS サーフライダー21]  メールで有り難うございました。  『ウルトラマン研究序説』発刊後、2年半ほどの時間が流れていますが、(本名)さ んからのようなメールが届くと、我々非常に感動します。電子媒体でない紙で作った (古い媒体)「書籍」が、(捨てたものでない……)と、それなりの力をいまだに持っ ていることを痛感しました。重ねて、(本名)さん有り難うございます。  まず(本名)さんの二つの質問に答えます。 (1)このような「研究」をパソコンネット上でオープンに討論している場所ってある んでしょうか? 【答え】公開している場所はありません。と、いうのは各専門家は常時ウルトラマンの 研究をしているわけでないからです。『ウルトラマン』という虚構の世界で、彼らの専 門家が生かせる分野が、たまたまあった、に過ぎないこと。(この辺分かっていただき たい、と思います) (2)続刊や今後の予定など−−。 【答え】それなりに地道ながら書籍は出し続けています。以下は宣伝になるようで嫌な のですが、とりあえず(参考まで)。 『ゴジラ生物学序説−−妄想から科学へ−−』(1992年12月、文芸春秋/ネスコ) 『あしたのジョー心理学概論−−“矢吹丈”その心の病−−』(1993年7月、ユニオン プレス) 『なんだ、この会社は!−−日本的経営の起源−−』(1993年12月、TBSブリタニカ ) 『ゴジラ生物学序説<CD−ROM完全映像版>』(1993年10月、イマジニア) 『ウルトラマン研究序説<CD−ROM完全映像版>』(1994年2月、イマジニア) 『なんだ、この会社は!(Part2)−−日本的労使関係の起源−−』(1994年7月予 定、TBSブリタニカ) 『間違いだらけの学校選び−−虚構教育原論−−』(1994年6月予定、中央公論社) など。  以上、それなりに、ぼくたちの路線が分かっていただけましたでしょうか。  『鼻行類』(ハラルト・シュテュプケ著、日高敏隆訳、思索社、1987年)、『マイン ズアイ』(D・R・ホフスタッター著、坂本百大他訳、TBSブリタニカ)、『ゲーデ ル・エッシャー−バッハ』(D・R・ホフスタッター著、共立出版?)、『超哲学者マ ンソンジュ氏』(マルカム・ブラッドベリ著、柴田元幸訳、平凡社、1991年)、『完全 な真空』(スタニスワフ・レム著、国書刊行会、1989年)など、虚構(の比喩)を楽し みつつ、それなりに学問的に裏打ちされた本を作っていきたいと思います。 ------------------------------------------------------------------------------ ●うーん、『鼻行類』は名著ですよね。ああ言ったアソビゴコロ満載的書物は、実に活 字マニアのハートをくすぐるものがあります。『ゲーデル……』あれは話題になったが 分厚いので買わなかった。(どうせワイには難しすぎるのさ(;_;)) 『あしたのジョー……』は、雨後のタケノコのごとく登場した「研究書」の中でも異彩 を放っていた、と言う書評を読んだ憶えがあります。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(PC-VAN,CUG)光文社文庫(十一月の中旬発売)「本格推理 5」に、永山氏の小説が 掲載されるとの事。おめでとうございます>永山さん。どこまで情報をリークして良い のかアレなので、もし何でしたら販売促進のため(?)、転載可のメッセージを一筆書 いて下さいよ、むふふ……。 ------------------------------------------------------------------------------ ●てなわけですので、永山さんの「転載可」メッセージを以下に転載します。  今年の十一月中旬頃、光文社文庫から「本格推理 5」(鮎川哲也.編)と いうミステリー短編集が出ます。その中に、私が書いた「鬼が踊る夜」(永山 智也名義)が入る予定です。  鬼が踊るように夜道を走り去った−−。名探偵・地天馬鋭を訪ねた依頼人が 語った。さらに、公園では鬼の金棒のような物が見つかる。同じ夜、近くで起 こった放火殺人に鬼は関連しているのか?  こんな風な謎がメイン(と言うよりもそれだけですが)。小説としてのうま さや解決に至る過程は平凡になってしまったと反省していますが、謎の設定は 面白い物だと自負しています。買って読んで批評してもらえれば嬉しいです。 あ、「本格推理 1〜4」もおすすめですよ(4は八月中旬発売)。  永山  PC−VAN AZA40160      J&P HOTLINE SIG「ミステリー宣言!」主宰(JMIS)  しかし鬼が踊ると言うと、「死霊の盆踊り」を想像してしまうのであった。J&Pっ て行った事無いので、そのうち申請してみようなんて思っております。(恥骨) ------------------------------------------------------------------------------ ●(PC-VAN,CUG)小説家(モノカキ)の心理学。  世に小説家なる人種は数多い。かつてはカリスマ性ナンバー1とも言える存在ではあ ったが、娯楽が多くなった現在では、そう羨望されているわけでもない。有名になると 結果として社会に踊らされる事になる。社会とは、編集や読者を指す。編集者は作家を 踊らせるのが義務である。作家はとにかく作品世界に没頭し、現実世界はどーでもええ ねん的なノリで仕事をするゆえ、社会に適応出来ないカラダになってしまったりする。  何故書くのか?この「動機づけ」がなかなか出来ないわけですが、それでこそ通常な のだと思います。もともと人は怠け者で遊び好きなのです。  最も大きな「書く原動力」は何であろうか。 (1)強迫観念。「仕事」や「過去の精神的外傷」、生の不安などから来るどうしよう もない焦燥感が作家を動かす。本来なら寝るべき時間にも眠い目をこすりながら執筆す るのは、ひとえに締切などの障壁があるからである。ホメオスタシス(恒常性の維持) を度外視して生きるので不健康なのだが、本人は脳内に快楽物質を作ったりしてるので 気持ち良い場合もある。注意深く作品の書かれた背景を研究すると、いろいろな事が判 明する。外宇宙やファンタジーの世界を濃厚に描いても、それは現実世界と隣り合わせ の「作家の内宇宙」なのである。と、某有名作家のちょっとしたエピソードを知り、し みじみと感じているのである。 生れ生れ生れ生れて生なお冥(くら)く 死に死に死に死んで死なお冥(くら)し   空海 (2)楽しみ、遊びの延長。自己実現の手段として主人公を「願望」の対象とするゆえ に美男美女が多く登場する。敵を倒す場面を書くと、自分が強くなったような気分にな る。アルタミラの洞窟に描かれた絵の作家は、とにかく描くと何やら嬉しい感情がこみ 上げて来たんでしょう。 (3)金を稼ぐ手段。これを実行してしまった人物にジェフリー・アーチャーがいる。 偉大な天才だ。つまり、小説家を目指す人よりは、とにかくイロイロ体験した人の方が 面白いものを書くような気がするんですよね。日本では大槻ケンヂなどは相当な書き手 と目されます。だから、遊ぶと作品世界にも幅が出ると。映画監督の川島雄三は吉原に 通いつめたと言う。彼の作品世界にはその体験が生かされているのであった。 (別に売春を奨励しているわけでは無いっすが、いろいろ体験しようと言う事です。) ------------------------------------------------------------------------------ ●(CompuServe)さて、こんな文面で書いてみた。 Dear SF writers and editors and fans. I'm SF fan in Japan. I need your help. Well, to tell the truth, I want to be a gateway of Japanese SF lovers and another countries. I want to upload your messages to some networks in Japan, if you are okay. Chat, Talk about not SF also really welcome. If you had interested, please write something, and give me permission of upload your messages to Japanese networks...! I want to know... (1) Your environment of writing. (2) Your SF lifestyle. (3) What's about recentry? And, can I upload HOMer award to Japanese networks? <日本語訳> こんにちは、SF作家さん、編集さん、そしてファンの皆さん。私は日本のSFファン です。お願い。私、あなたさまのメッセージ転載したいんです。ご了承下されば転載し ますんで、何か書いてったら、ねえ。ついでにHOMer賞も転載させて下さいよ、うふ。 ------------------------------------------------------------------------------ 週刊チンポウ<94/05/08> ========================================================================== |TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU| 発行 無限会社珍報堂 | |TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU| 編集 完狂堂恥骨 | | TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU| PC-VAN MEH56541 | | TT II NN NNN PP OO OO UU UU| NIFTY NCC02746 | | TTTT IIIIII NN NN PP OOOOO UUUUUU | FAX 048-266-5697 | ========================================================================== ●今週の購入機器  ケンウッドSP-31(スピーカー)とPS-31(電源)を購入した。現在何とかアマチュア 無線を聞ける(ワッチする、と表現する)段階に達したわけだが、肝心のものをまだ購 入していない。それは、マイクである。マイクがなければ送信出来ぬではないかっ!  バカモン。ついでに開局申請もしなくてはならないのだが、しかし、その一連の資金 源をどうすれば良いのか悩んでおります。笹川良一氏、もしアレでしたら、ちょっとお 金下さい。人類はみな兄弟。パケット通信に関してはさっぱりわからぬので、オーエム 諸氏(ハムの先輩)にいろいろ教えてもらうのだ!しかし、なんか完全にアブナイ人、 いっちゃってる人もいるので、びびっております。聞いているだけでも面白い。 ------------------------------------------------------------------------------ ●今週の読書 『マンハッタン強奪』(早川書房、ジョン・E・スティス)を読んだのですが、あまり 面白いと言う印象は、残念ながら持ちませんでしたね。ただ、映画の原作としては良い と思います。映画にすれば面白いと思う。ビジュアル志向・一般読者向けの、口当たり の良い作品って感じですか。しかし表紙のCGは、ちょっとセンスがないなー。これは 何とかして欲しかった。一つのアイデアを作者の力量で最後まで引っ張って行ったとい う印象。「魔界都市新宿」を連想した。 『占星師アフサン……』(早川、ロバート・J・ソウヤー)これはいいです。読み物と してもなかなか魅力的な内容。進化した恐竜と言うと、なんか河童みたいなものとか、 マペット、ダーク・クリスタルみたいなのを連想してしまいます。あ、SFレーザーブ ラストとか。科学史マニアはニヤリと微笑むんじゃないでしょうか。 『SFアニメを天文する』(日本評論社、ファラデーブックス、福江純)は、奇書である。これ は全国の図書館に一冊置いておくべき本であろう。著者はかなりヘビーなOTAKUであり、 何やら読んでいて爽快な気分になる。福江純氏にはもっと大暴れして欲しいぞ!! 『輸入レコード商売往来』(岩永正敏、晶文社)を読んでいたら「ネットワークは財産 だ」と言う事が書いてあった。パソコン通信をやっている人を「ネットワーカー」と言 うが、実際に財産にしているネットワーカーはそんなに多くも無いのではないか。商標 権に関しても面白い事が書いてあった。RCA.VICTOR,CBS.COLUMBIA盤は税関でひっかかる と言うのだが、今でもそうなんでしょうか。ビクターでは文字削除、コロンビアでは同 意書提出するという。こりゃ面倒くさい!いま「MANGA」と言う言葉を登録商標に しようと英国の会社が動いているようですが、このような弊害が起こるのかも知れない と考えると、事態は結構深刻なのかも知れませんね。よくわからぬのだが。 ------------------------------------------------------------------------------ ●女子プロレスを観た(戸田スポーツセンター、5・4)  いやー面白い。滅多にプロレスは観ないのですが、久々に熱いものを感じてしまっ た。決して股間に熱いものを感じたわけではない。ハートにである。ブル中野って意外 とかわいい顔してますね。アジャ・コングは強いな、豊田真奈美は美しい。などと、あ りきたりの感想を書いたところで、なんとも面白いのはミゼット・プロレスである。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(PC-VAN,CUG)クラッシュ *ハードディスク・クラッシュ  これは恐い。ある日突然書いていた内容がふっとんでしまうと言う恐怖。バックアッ プしていれば安全でしょうが、私の場合、全然バックアップ取ってないのです。理由は と言うと、メンドクサイからなんですよね。 *セナ・クラッシュ  しかし死ぬとは驚いた。あのセナが、死んでしまうとは……。やはりヒーローになる 人っているんすね。たまたまテレビつけてたら、「セナ重傷」から「死亡」へと。あん なに劇的に死なれてしまっては、もう何も言えない。合掌するのみです。しかし、いま だに信じられない話だ。F1は危ないスポーツだなー。(SENNA LIVED 1960ー1994) ------------------------------------------------------------------------------ ●永野法相、バカだねー。  永野法相がおおボケをカマしてくれましたね。政治生命を終わりにしてやった方が、 本人にとっても良いのでは。あまりにも政治家として不適切な人物じゃないのか。心で は思っていても発言しないのが普通だろうと思うのだが。馬鹿だよねー。  どうせこのオヤジに反省心など無いのだから、せいぜい兵隊時代の人脈を利用して飯 食ってればいいのだ。南京虐殺や従軍慰安婦へのお馬鹿な発言への釈明は、どうあがい ても無理というものでしょう。これも驚きの事件で、あいた口ふさがらず。政治を志す 前に、歴史を学んでみた方がいいんじゃないの、永野法相。本田勝一が激怒しているよ うな気がするぞ。あ、なんだ。これ書いているうちに、いつのまにか辞任表明してしま った。 ------------------------------------------------------------------------------ ●ショウビズ・トゥデイ(TV)  で、ブッ飛び監督ジョン・ウォーターズが出ていた。「ピンク・フラミンゴ」、「ポ リエステル」などで(悪)名高い監督が、メインストリーム志向の映画を撮ると言う話 だ。衝撃度ナンバー1・気の弱い人は見ない方が良いと思われるピンクフラミンゴを観 た時、この監督はクレイジィに違いないと思っていたが、意外とまともそうな旦那なの で安心した。カルト界のヒーローも、メジャーになりつつあるんでしょうか。しかし 「タモリ倶楽部」からショウビズへと言う流れは数多くの感動を味わえるな。  習慣化しなくては。 ------------------------------------------------------------------------------ ●とかいうわけで、今週は私、あまり書く事がないのである。ゴールデン・ウィークゆ えに。最近コンプネットに顔を出していろいろと見物しているのですが、「狂乱酒場」 と「茶房てくにか」の書き込み量の多さにはびっくりしている。ついでに課金も事実上 ないわけで、今までワザワザ高い金出して大手ネットを利用していたのが何やら間違っ ていたような気がしている。草の根ネットでも十分楽しめるんですよね。ただ、コンプ ネットは東京だから電話代が少々痛い。 ------------------------------------------------------------------------------ ホーマー賞について ●(SF系ネット)  以下にコンピュサーブにて行われている「ホーマー賞」のノミネーションを転載いた します。ご協力感謝致します>ロバート・J・ソウヤー氏。こんな事ばかりやってるん で『ゴールデン・フリース』もまともに読んでおりません。バカバカ、恥骨の馬鹿…。  訳に間違いがあったら遠慮なく教えて下さい。>ALL (コンピュサーブより転載:英文割愛) > 27-Apr-94 02:38:23 >Sb: #686527-Need your messages >Fm: Robert J. Sawyer 76702,747 >To: (本名)     72221,2746 (だから、意訳なんですってば……)  こんちは、(本名)さん。ちみ、ちょっとホーマー賞ノミネート作品リストを日本の ネットに転載してよ。 1994年 ホーマー賞ノミネーション  CIS(コンピュサーヴ)、世界で最も古く大きいネットのSFフォーラム公式投票担当者 ジョージ・S・ブリックナーは、4回目になるホーマー賞(1993年に出版されたS F、ファンタジーで評価すべき作品に送られる)のノミネート作品を発表した。  賞の名の由来は、昔の詩人ホメロスの名と、コンピュサーヴの昔のSF&Sフォーラムの呼び名 Hom-9(ホーム・アンド・ホビーフォーラム9)をひっかけている。ホーマー賞は199 1年に、シスオペのジム・シュナイダーが創立した。そして、3つの信頼し得る受託者 グループに管理されている。 すべてのコンピュサーヴ・SFフォーラムのメンバーは投票する資格あり。今年のノミ ネート作品は以下の通り。最終投票は5月22日(日)。開票からなるべく早く発表し たい。 ------------------------------------------------------------------------------ ●上記のような賞があるって知ってました?さて、日本でも似たような賞(ネットワー カーが選ぶベスト本大会)は出来ないもんですかね。SFに限らず(理由:元気が無い から)、本であればなんでも良いとか。NIFTY/FBOOKの「ダビンチ」編集部あたりが先 頭切って行動すると面白いかと思いますが、いかがでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------ (注:ノミネートは重複するのでカットしました。05/31の方に掲載されてます) 週刊チンポウ<94/05/24> --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ================ |TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU| 発行 珍報堂UNLTD. | |TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU| 編集 完狂堂恥骨 | | TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU| PC-VAN MEH56541 | | TT II NN NNN PP OO OO UU UU| NIFTY NCC02746 | | TTTT IIIIII NN 珍 報 OOOOO UUUUUU | FAX 048-266-5697 | --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ================ ●模索舎(新宿)にて  週刊チンポウ「コピー版」が入手可能ですので、宣伝しておきます。しかし限定5部 (ここで大いに笑う)。もし在庫切れのようでしたらまたコピーしますので、よろしく です。ついでにオンラインでも注文受け付ける事にしよう。配布価格¥150+郵送料 で、イカくさくもインチキくさい「チンポウ」誌が手に入りますので、どうぞ。  今月号はまだきれいな表紙ですが、次回は恥ずかしいシミもバッチリつけます。つい でにティッシュのおまけ付き。誰も買わないっての。んで模索舎の住所はと言いますと 160 東京都新宿区新宿2ー4ー9 電話03ー3352ー3557です。さあレッツGO(あのな)。 ------------------------------------------------------------------------------ ●スマイリー研究所・補遺 PMFJI = Pardon Me For Jumping In ------------------------------------------------------------------------------ ●今週の発見(アマ無線)  アンテナと機器を繋ぐ配線を「3C−2V」の同軸ケーブルでやったのだが、今月の CQ誌(94・5月号)により、初めて「3D−2V」で配線せねばいかん、と言う事 実を知った。笑ってくれフッ。筆者はそんな事を知る由も無かった。これだからビギナ ーは駄目ですね。CとDの違いですが、Cは抵抗が75オーム、Dは抵抗が50オーム との事です。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(物欲の塊コーナー)パケット通信を楽しむ  パケット通信とは、アマチュア無線機にTNC(ターミナル・ノード・コントローラー、モデムのよう なもの)を接続し、パソコンに連結させて行う「文字通信」の事。4アマ免許、ハンデ ィ機、TNC、パソコン、通信ソフトがあればその日から楽しめる事うけあいです。何 といっても電話代がタダなのがなんとも言えない。 私の通信環境 <94・05月現在> TS-790(KENWOODトランシーバー) + TNC-220ミスターパケット(TNC) + PC9801RX(486CPU) + WTERM(通 信ソフト)。マイクの関係から、まだ送信は出来ない。受信のみ可能で、現在144&430 MHzをワッチしながらDYNABOOK EZ + VZエディタにて執筆しているのです。ううむ…… ハ、ハマるぜ……。ついでにBCL(海外短波)をリスニングしながらビールを飲みC Q誌を読む。完全にオヤジ的趣味だな。そんな事をやる暇があったら何か執筆せねばい かんと思いつつ、考える事と言えばモデムのバージョンアップについて、だったりする んです。困りましたね。  今度ローカルBBS開局しようかな。やり方まるで知らないんですけどね(笑) 「珍報ネット」とか言って。ホストプログラムを探してみよう。ついでに誰か紹介して 下さい。 ●次のターゲットは……GPS(グローバル・ポジショニング・システム)及びCD− ROM(PC9801用)だっ!!金があるのか、いや、無い。しかし物欲塊は己の欲 望のためには手段を選ばないのだ。不景気だと言うのに、俺という奴は……。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(PC-VAN,CUG)読書傾向  永山さんの「オススメミステリ・リスト」参考になりました。読んでみたく思いま す。私の読書傾向は、自分でも良くわからない。とりとめが無いとも言います。小説 で本当に感動したのはそう多く無いかも。ありきたりの感想になりますが、現時点で 思いつくまま書くと 『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス 『百万ドルを取り返せ!』  ジェフリー・アーチャー 『深夜プラス1』      ギャビン・ライアル 『竜馬がゆく』       司馬遼太郎  本棚見たら、日本のミステリがまるでありませんでした(;_;)。  かろうじて江戸川乱歩、宮部みゆき(火車)。 映画・ビジュアルでは 『モンティ・パイソン』『未来世紀ブラジル』『スター・ウォーズ』『スター・トレ ック』『キリングフィールド』『トワイライト・ゾーン』、宮武外骨。 (補:なんか、ものすご「ありきたり」ですなー) ------------------------------------------------------------------------------ ●海底人8823(ハヤブサ)  ふと思いだしたので書く。1960年1月からスタートしたこの番組はひたすらシュ ールな世界を醸し出していた。8823初登場の場面は感慨深く、必見であります。彼 は田圃のアゼ道で倒れていた。近くには彼のベルトが転がっている。それを見たイサム 少年がベルトを8823に渡すと、彼は元気を取り戻す。8823は奇妙なアルカイッ クスマイルを浮かべ、イサム少年に礼を言う。「いやぁ助かった。ぼくはこれがないと 死んでしまうんだ」  8823よ、ヒーローが赤土に滑って転んで死にかけるか?ヒーローとしての自覚は あるのか8823。わかっているのか!?ヒーローってのはな……!そういえば安永航 一郎の「アンチョビー」もお薦めしておきましょう。 ------------------------------------------------------------------------------ ●ヒーロー・ウルトラ兄弟のダークサイド  ウルトラマンが中国で大人気らしい。何でも「ウルトラマンショー」を上演したはい いが、観客が殺到して臨時中止になったと言う。だが、そんな大人気のウルトラ兄弟に も恥ずかしい過去がある事を忘れてはならない。その名は、「ウルトラファイト」であ る。このシリーズ、LDボックス化しないもんかね?もう一度見たい。どう見ても着ぐ るみの、重量感ゼロの怪獣達がプロレスをやる。で、アナウンスは実況中継風なんです よね。アンドロメロス、などと言うのもありました。グリッドマンの先駆けか。ウルト ラマンで思いだしたが、ブルトンと言う怪獣はシュールレアリズムで有名な画家で、ダ ダなんて「ダダイズム」の影響なんだよね。初期ウルトラマンはほとんど芸術のノリで 最高であります。そうそう、ペロリンガ星人のようなサイケっぽいのも感動もの。 ------------------------------------------------------------------------------ ●書棚より 『重力が衰えるとき』 ジョージ・アレック・エフィンジャー 浅倉久志訳 ハヤカワ文庫  達筆。書きたいように書いているという感じで好きですね、こういうノリは。ニュー オリンズに顔が広いそうで、バーボン臭いですね。そうかー酒の席をこうやって作品に 昇華すればいいのかー。勉強になるなあ。ついでにネロ・ウルフものも読んでおいた方 がいいかも知れない。レックス・スタウトの小説でハヤカワあたりから出ているはずで すが、手元に資料なし。しかし、これはハードボイルドと言う感じがしない。主人公が 軟弱な感じなんですよね。 『The Bewitched BOOK』 Herbie J Pilato /Dell publishing  無駄もの買いで全然読んでいない。「奥様は魔女」解説本。誰か和訳してくれません かねえ。これ、結構売れると思うのだが、それは気のせいか。翻訳権とか、疎いのでよ くわかりません。以前「トワイライトゾーン」解説本を和訳しようとしたんですが、一 人じゃ無理ですね。実力もともなわない(;_;)。結構あるんですよ、和訳して欲しいの が。グラフィックノベルあたり、早川書房に動いてもらいたいものだよなぁ……。  ああモッタイナイ、モッタイナイ。 ------------------------------------------------------------------------------ ●トレッキー情報  寡聞にして知らなかったが、ウインドウズ上で楽しめるスター・トレックのデータベ ース(CD−ROM)が存在するらしい。個人的に欲しい。ついでに日本語版にしてく れ。ところで私、ネクストジェネレーション以後は見ていないんですよね。 ------------------------------------------------------------------------------ 週刊チンポウ<94/05/31> --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ================ |TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU| 発行 珍報堂UNLTD. | |TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU| 編集 完狂堂恥骨 | | TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU| PC-VAN MEH56541 | | TT II NN NNN PP OO OO UU UU| NIFTY NCC02746 | | TTTT IIIIII NN 珍 報 OOOOO UUUUUU | FAX 048-266-5697 | --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ================ ●日本のロケッティア  「光速エスパー」はシルバー仮面で名高い宣光社が制作した、極上の空想科学テレビ シリーズである。コンセプト自体が実に格好いいので、現在復刻ブームのようだからア ニメ化か実写化すると面白いのではなかろーかなどと思う。まず、コンセプトが良い。 光速に近い速度で飛ぶ少年・三ツ木清隆の髪型は少々不気味だが……。ロボット鳥のチ カはエスパーの相談役。パワードスーツは水爆をも絶縁する。背中のジェットは高度な トランジスタ技術(笑)により、光速飛行が可能である。SFマインドをクスグリまく ります。しかし、「ロケッティア」に見られるように、スピードには何か快楽のモトが あるわけなんでしょうか。つらつら考えるに、これは視覚への刺激が脳に働きかけるの では。スピードが出るにつれ視野は狭まり、周囲には流れる景色の色が混ざって行く。 この色の混ざった感覚が「めまい」を引き起こす。その体験はドラッグに近いように思 うのだが、ドラッグなんてやった事無いのでわからん。ついでに書くと、テトリスみた いな落ちモノ、あれも移動するモノを目で追っている事に何か、本能に迫るものがある のではなかろうか。獲物を追いかける本能あたりを刺激するんじゃないのかな。 ------------------------------------------------------------------------------ ●最近は  どうもバイオリズムが低下している感じで、何かにつけ、やる気が失せている。困っ たもんです。そもそもパソコン通信に対して興味が激減しつつあるんです。これは何故 かと言うと、文章書くのがとても面倒、と言うか。「そこまで苦労して文章書いている 俺は、いったい何なの?カネにもならんしのぉ……。これは趣味と言えるのか?趣味な らもっとヘルシイで有益なモノがあるんでないか?」と、一人悩んでしまうわけなんで すよね。また、パソ通にはあまりにも情報量が少ない。文字データだけでは物足りなく なりつつあります。ウインドウズに毒されてしまい、美しいグラヒック上でのマルチマ ディアパソ通なんて実現しないもんか?などと夢想してます。だって、電子メールにし たって、本来は「電子ボイスメール」タイプにした方が絶対に面白い。送り主の顔デー タ付き。感覚としてはVTRをオンラインで送ると言ったイメージですね。もちろん全 自動で操作はごく簡単にしてくれると助かる。 ------------------------------------------------------------------------------ ●燃料の無駄使い  ともすれば忘れがちだが、これだけ人類が化石燃料使いまくっている時代はかつて無 く、恐らく私がジジイになった頃には色々な面で深刻な危機が訪れるのでは。そのよう な危機に備えて心の準備をしておかねばなどと思いつつ、なかなかそんな大それた考え を持つに至らぬところが凡人なのでありました。しかし、でんこちゃんに説教されたく らいでは節約など身につかない。 ------------------------------------------------------------------------------ ●HOMer賞決定  怠惰な性分のため、今ごろ転載しておます。なんと、25日にポストされておりまし たが、私しばらくCISにアクセス出来なかったんです。申し訳ありませんでした(^_^;  などと言う話はやめにして、HOMer賞ウイナーは以下の通りです。おめでとうご ざいます。転載自由ですので、話のネタにしてくださればこれ幸いであります。ところ で、このHOMer賞に関しては、しつこいくらいに「投票しよう!」という事をやっ ていました。毎日のように横断幕に表示され、さすがに世界最大のSFフォーラムだな あうむうむと思った次第です。(しかし、あちらの作家さんとオンラインで対話出来る とは、夢のような時代になったもんだぜーと電脳ミーハー恥骨は思ったりしてます) ノヴェル  :_Fossil Hunter_ ロバート・J・ソウヤー ノヴェラ  :"The Night We Buried Road Dog" ジャック・ケディ ノヴェレット:"Beast" ジョージ・アレック・エフィンジャー ショートストーリー  :"Mwalimu in the Squared Circle" マイク・レズニック (ロバート・J・ソウヤー氏よりのメール) ------------------------------------------------------------------------------ >#: 28 S0/CompuServe Mail > 25-May-94 23:05 UTC+9 >Sb: HOMer Awards >Fm: Robert J. Sawyer [76702,747] Hi, (本名) Here's a complete message about the HOMer Award winners that you may freely post on the Japanese network. All best wishes. ================================================================ 1 9 9 4 H O M e r A w a r d W i n n e r s ----------------------------------------------- George S. Brickner, official Voting Coordinator for the Science Fiction and Fantasy Forum on the CompuServe Information Service, the world's oldest and largest commercial online computer network, has announced the winners for the Forum's Fourth Annual HOMer Awards, honoring works of science fiction and fantasy first published in 1993. The awards are named both in honor of the ancient bard and after the old CompuServe code-page for the SF&F Forum, "Hom-9" ("Home and Hobby Forum 9"). The HOMer Awards were created in 1991 by CompuServe Forum system operator Jim Schneider, and are administered for the Forum by a group of three trustees. The CompuServe SF&F Forum has 18,000 members worldwide, all of whom were eligible to cast both nominating and final ballots. Novel Winner: _Fossil Hunter_ by Robert J. Sawyer (Ace) (注:おぢさんちほりんさんにも匹敵する(!?)ヘビィなRAMさん、「アフサ ン」日本でも発売バンザイのロバート・J・ソウヤー氏の「Fossil Hunter」は、 第一章がCISのライブラリにも登録されています。) Other novel nominees, alphabetically by author: _A Season for Slaughter_ by David Gerrold (Bantam) _Beggars in Spain_ by Nancy Kress (AvoNova) _Purgatory_ by Mike Resnick (Tor) _Manhattan Transfer_ by John E. Stith (Tor) (注:邦題『マンハッタン強奪』ジョン・E・スティスは早川書房より発売中、表 紙はちょっと情けないが、ハードSF作家が心機一転、娯楽ビジュアルオリエンテ ッド小説(?)を描くと言う気風には賛同しますね。) Novella Winner: "The Night We Buried Road Dog" by Jack Cady (_F&SF_, January 1993) Other novella nominees, alphabetically by author: "Mefisto in Onyx" by Harlan Ellison (_Omni_, October 1993) "Dancing on Air" by Nancy Kress (_Asimov's_, July 1993) "Naming the Flowers" by Kate Wilhelm (_F&SF_, February 1993) "Wall, Stone, Craft" by Walter Jon Williams (_F&SF_, November 1993) Novelette Winner: "Beast" by George Alec Effinger (_Confederacy of the Dead_) (注:GAEことエフィンジャー氏も頑張っておられます。不幸をものともせず書 き続ける姿勢は立派である(?)) Other novelette nominees, alphabetically by author: "Tinker's Spectacles" by Gregory Bennett (_Analog_, June 1993) "England Underway" by Terry Bisson (_Omni_, July 1993) "One Morning in the Loonie Bin" by Maggie Flinn (_Asimov's_, Feb. 1993) "The Arrival of Truth" by Kristine Kathryn Rusch (_Alternate Warriors_) "Deep Eddy" by Bruce Sterling (_Asimov's_, August 1993) "Death on the Nile" by Connie Willis (_Asimov's_ March 1993) Short Story Winner: "Mwalimu in the Squared Circle" by Mike Resnick (_Asimov's_, March 1993) Other short story nominees, alphabetically by author: "The Dream Pirate's Tale" by Kent Brewster (_Infinite Loop_) (注:CISライブラリで入手可) "Modern Mansions" by Barbara Delaplace (_Christmas Ghosts_) (注:SYSOPさんでもあります) "The Good Pup" by Bridget McKenna (_F&SF_, March 1993) "The Pale Thin God" by Mike Resnick (_Xanadu 1_) # # # # # ------------------------------------------------------------------------------ 週刊チンポウ(94/06/08) --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ================ |TTTTTTTT IIIIII NN NN PPPPPPP OOOOO UU UU| 発行 珍報堂UNLTD. | |TT TT TT II NNNN NN PP PP OO OO UU UU| 編集 闇嶽骸骨(OmO) | | TT II NN N NN PPPPPPP OO OO UU UU| PC-VAN MEH56541 | | TT II NN NNN PP OO OO UU UU| NIFTY NCC02746 | | TTTT IIIIII NN 珍 報 OOOOO UUUUUU | FAX 048-266-5697 | --- - - --- - - --- --- - --- --- --- - - --- ================ ●編集人の名前が変わりましたが、作者の気まぐれです。なんとイイカゲンな……。 しかし、一応ロール・プレイング・ゲーム的にキャラ設定しておきますと、闇嶽骸骨氏 は編集人で無限(無間)会社・珍報堂勤務。完狂堂恥骨氏はネットワーク上に生息する 架空のキャラである、としておこう。だから何?とは言わないで欲しいところである。 ------------------------------------------------------------------------------ ●「ガロ」買って驚いた。  模索舎の事が出ているじゃありませんか。ところでチンポウ誌、売れているかどうか 見に行ったら、一冊も売れていねぇでやんの。(あ、当たり前か?)(06/01)宣伝が足 りないようだな。こうなったら、ガロに広告打ってやろうかなどと思っております。と ころで、最近ヒッピー的フラワーチルドレン的スタイルが流行しているようですね。当 時のムーブメントはドラッグによる内的世界探求でしたが、現在ではコンピュータがそ れに替わっているような気がします。ところで、今回のガロは非常に参考になりまし た。今度取材に行ってよろしいでしょうか。「ガロ編集部」はこうなっている特集を近 日中にやろうかのぉ……などと思っております。 ------------------------------------------------------------------------------ ●ウインドウず  しかしマイクロソフト・ウインドウズに付属の「ライト」と言う文書作成ソフトは、 印刷能力がイマイチですね。私がやりたいのは本格派DTP(デスクトップ・パブリッ シング)なんだぞ。あれではちょっとなー。一太郎ウインはとろくて使用不可です今の ところ。しかし、加工には意外と便利なのでたまに起動して遊んでいます。 デバイス・ドライバに関して。  「窓」には音楽を鳴らせる機能がありますが、これを使っていない方もいるでしょ う。「け。俺のパソちゃんはなー、バリバリのマルチメディアなんでえ。WAVもMIDIも バリバリよ、バリバリ。」と言う方は、筆者「裏山鹿ねー」と涙を流します。しかし、 貧乏な環境ながらも音楽を鳴らせたい場合はどうすれば良いのか。 *PC9801 + MIDI(RS-232Cケーブル経由で接続) >この場合はパソコン通信ネットワーク  NIFTY, GO FGALAVでそれなりのデバドラが入手可能。 *FM-TOWNS >同上。 *DynaBook >の場合、GO FWINDOWS(アプリだったか?)のどこかにデバドラ(PC-AT互 換WAV用)がある。(ニフティ) *さらに「こんなのもあるぜ」と言う方、投書をお待ちしております。 ------------------------------------------------------------------------------ ●テレナビについて  現在、活気づいてきたGPS(グローバル・ポジショニング・システム)。SF志向の私としては、 かような空想科学ガジェットにたまらない愛着を感じるのだ。今回はソニーより発売さ れた「テレナビ」(KVD-6NV1)についてレポートいたしましょう。 使用感  付属CD−ROMソフト「全国版レジャーガイド」はなかなか良いが、スクロールが 少々トロいような気もする。VZエディタのスクロールくらい早いと嬉しいのだが。  アンテナは着脱式で、すっきり収納。持ち運びに便利である。以前はGPSと言えば ソニーのピクセスだったかなんだかが名高かったが、テレナビはトリニトロン管による カラー画面。快感だが、自作のデータを使用すると言うのも「マッピング」を趣味とす る人には魅力かもしれない。ともかく、人類がGPSを利用するのはまさしくこれから であり、そのレイメイ期とは言え、ドライビング新時代の到来を予感させるものがある のであった。しかし地図と言えばやはりゼンリンなのだなぁ。 ------------------------------------------------------------------------------ ●ボード上のMSG再利用。(PC-VAN JSFDBより) 感想>『愛しのワンダーランド』 野田昌宏 早川書房 ¥1800  有無を言わさず買うべき本だとは個人的意見。出ましたねー。野田氏の文章を読む とゾクゾクするんですが、何故だろう?恐らく、共感出来る部分があるからだろうと は思うんですが、それにしても良い本だなあ。この本は「買い」でしょう。SFして いて良かった。なんか、全然感想になっとらんですね……。 ------------------------------------------------------------------------------ ●NHK教育の  海外ドキュメンタリー「命つきる日まで」(94/06/03)をVTRに撮った人、います?  いやー。久しぶりにものすごいモノを見てしまった。主人公がエイズで死ぬまでを 克明に描写してたんですが、言葉だけじゃ実感わかないもんですね。見て、はじめて エイズの恐ろしさがわかる。映像の力を再認識。やはり文字だけのコミュニケーショ ンじゃ駄目なのだ!などと思ったりしてます。 メッセージ追加。  この前の「バージェス頁岩」の化石をもとにしたヤツも、なかなか見応えありました なぁ。早川書房より発売の『ワンダフル・ライフ』もあわせて読もう。「命つきる日ま で」は当分の間、頭にこびりついているでしょう。衝撃度ナンバー1。まったく、本当 に素晴らしい作品であった。 ------------------------------------------------------------------------------ ●お下劣おたく>インカ皇帝編  1532年の事であった。インカ帝国の皇帝アタワルパはスペイン人の捕虜になっ てしまった。1533年、彼は処刑される。スペイン人はクスコ占領後、マンコ・イ ンカを皇帝に任命した。彼は当初はスペイン人に従順であったが、次第に敵意を見せ る。マンコは1536年にクスコを脱出し、インカ帝国の再興を計った。  マンコはビルカバンバに「太陽の神殿」を建設。インカのゲリラ戦はスペイン人を 苦しめた。マンコ・インカは1545年に死去、三人の子供を残した。マンコの子供 も最後には処刑され、インカ帝国の歴史は膜を、じゃない幕を閉じるのであった。 (閉経ではない。) P.S.  是非ともインカク帝国の再興をしてもらいたいものである。 ------------------------------------------------------------------------------ ●(ASAHI,J SOL)  平成6年6月6日、奇妙な形の波がネットワークに発生した。その名は同人誌「ソリ トン」。この同人誌の主催は、SF作家の堀晃氏である。「ソリトン」がSFの世界に どのような波紋を投げかけるのか、実に楽しみである。なお参加希望者はASAHIネット でJ SOLしましょう。 ------------------------------------------------------------------------------ (はー疲れた)