少女売買も
オンライン
時代に
(94.10.1)
今月一日、チェンマイ県労働・社会福祉局では「売春根絶計画」をテーマとしたセミナーを開催。活発な討議がなされた。
このなかで、行政側の対策が常に後手に回っているとの指摘がなされた。現在、売春組織内部ではオンライン化が進行。ブローカーのなかにはコンピューターを駆使して少女を売買している者もいるとの報告もあった。
具体的なシステムとしては、両親が娘を売ることを承諾した場合、地方のブローカーがその少女の容姿・スタイルに関する情報をバンコク及び海外のエージェントに電話回線を通じて数時間以内に送るというもの。これにより早急な売買契約が可能となる。このほか、少女の値段・履歴・投資回収期間・最終的に予想しうる収益など、すべての情報をこと細かに収録したビデオも業者の間で出回っているという。
セミナーではこのほか、売春組織が少女を騙す様々な手口も明らかにされた。一番多いのはやはりモノで釣る方法。この時期は特に洪水で被害があった地域(チェンライ県パヤメンライ郡など)が標的となっており、少女と引き替えに金品を渡す光景が地方ではよく見受けられる。しかしその対象となるのは、容姿のよい娘がいる家庭のみとなっている。
チェンマイ県の国境地帯でも少女売買は活発になっており、ミャンマー人の少女を商品として取引しているという。彼女らは一旦バンコクに連れてこられ、その後外国に売られるケースも多い(先日も売春宿が密集している都内スティサン通りインタマラ六で手入れがあり、ミャンマー人売春婦31人が保護された。情報筋によれば、年間500人のミャンマー人少女が騙されて売られてきているという)
また、中国雲南省の美形の少女もすこぶる人気商品となっている。このため雲南省政府は同件に対してタイに捜査協力を依頼している。