精力剤だと
思ったら殺虫剤
(93.6.3)

 今月三日午前1時30分、都内サムレー署にクローンサン地区ウェーニットホテルより、男性が殺虫剤を飲まされ死亡したとの連絡が入った。警官がホテルに急行すると三人の女性がホテルのボーイに取り押さえられていた。

 調べにより殺されたのはヤーンナワー地区チャン通りにあるタクシー会社勤務のプラパン・コーカタンユさん(45)と判明。一方三人の女性容疑者はサーラピー(41)、プラコーン(27)、チャンタラー(19)で、証拠品の殺虫剤とともに逮捕された。

 三人のうちプラコーンは殺されたプラパンさんとは古い知り合いで、夫のサーヤンさん(35)はプラパンさんと同じ会社にタクシー運転手として勤務していた。サーヤンさんはプラパンさんに1000バーツの借金があり、日頃から若い女性を紹介してくれたら棒引きにしてやると言われていたという。

 そこでプラコーンは同居人のサーラピーとチャンタラーに相談。若いチャンタラーを紹介するということでプラパンさんをだまして呼び出し、事故現場となったホテルに四名で入った。

 その後ビールを注文し、精力剤とだまして殺虫剤をその中に混入させプラパンさんに飲ませたという。若い女性を前に気をよくしているプラパンさんが一気に飲み干すと、急に身をよじって苦しみだしたため、救急病院に運ばれたが間にあわずに死亡した。プラコーンは「眠らせて金品を奪うつもりで殺すつもりはなかった」と自供している。

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