親身の看病
実は脅迫
(94.10.16)

 ラヨン県で警官による傷害事件が発覚した。今月16日、同県ムアン郡に住むパブ従業員プラティントン・セリムさん(31)から「警官に足を撃たれ、もう一ヶ月以上歩けないでいる」と地元新聞社に訴えがあった。

 プラティントンさんによれば、前夫と離婚した後、ムアン郡署のナット・ブンチャルン巡査と深い仲になったが、しばらくして同巡査の酒癖の悪さを知る事となり、極力会わないようにしていたという。

 先月30日、仕事が終わってから友人とホテルのパブに遊びに行くと、これもたまたま友人と遊びに来ていたナットと出会ってしまった。すでに酔っていたナットはプラティントンさんを自分のテーブルへ呼びつけると、自分の酒代120バーツを払うように言いつけた。その後、バイクの後ろに乗せ食堂に連れていくと、一緒に食事をするように言ったが、パブでの支払いの件で頭にきているプラティントンさんは、その誘いを断って帰ろうとした。

 すると、その夜プラティントンさんと一緒に寝るつもりだったナットは急に怒りだし、顔を殴りつけるとともに、拳銃で足を撃つという乱行に及んだ。

 その夜ナットはプラティントンさんを病院に連れて行き、手術を受けさせ、さらに入院中はずっと傍らについていたため、はた目には甲斐甲斐しく看病していると見えていたが、その実「誰に聞かれても弾丸はどこから飛んできたかわからないと言え、さもないと親兄弟すべて殺してやるぞ」と脅かしていたというから呆れたもの。入院中は恐くてナットの言いなりになっていたが、退院後も絶えず同じように脅してきたため、この状況に耐えられなくなり新聞社に救助を求めた。とプラティントンさんは説明している。

 現在新聞社ではナットを訴えるべく、方法を検討しているところだ。

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