いかさま賭博の
フィリピン人逮捕
(92.4.13)

 ツーリストポリスは13日、タイ各地の観光地などで外国人旅行者をえじきにしていたフィリピン人グループを逮捕した。最後のえじきとなったのは日本人大学生で、約29万バーツの金品を奪われた。

 同警察の調べによると、被害にあったのはタケモト・シュウジさん(21)で、2人のフィリピン人に誘われて、チョンブリ県バーンラムン郡ナークルア町9-385番地にある彼らの家に同行した。その家は旅行者をぺてんにかけるために借りたもので、ほかのフィリピン人三人がトランプをしていた。はじめ金は賭けなくていいからと持ちかけ、ゲームに応じると賭け始めて次第に賭け金を上げ、最後には大学生の持ち金が無くなった。

 一味の一人レイナルド・ペレ(34)は、今後は絶対勝つので金を工面するようにと促し、一味と通じている金販売店でタケモトさんのクレジットカードを使って、29バーツ(重量)の金を買った。

 帰ってゲームを続行したものの結果は負けで、タケモトさんは無一文。フィリピン人が町の市場まで連れていき、そこで置き去りにしたあと、車に乗せてもらってバンコクに戻った。ヤワラート地区のジュライホテルに宿泊し、家からの送金を待つうち、ツーリストポリスの注意書き(いかさま賭博に用心との内容)をホテルで発見。早速届け出た。

 同警察はオーキッドマンションに宿泊中の一味のボス、シフォノ・バヤン(44)と、もう一人ロムルド・バヤン(28)を逮捕。他の仲間三人も例の家で逮捕した。シフォノが自供したところによれば、一味は二年以上前からタイに住み、プーケット、ハジャイ、チェンマイ、カンチャナブリなどの観光地、あるいは行事の催される町を回っては、外国人旅行者をぺてんにかけていた。ひと仕事したあと金を山分けし、何年か帰国してはタイに戻り、顔を覚えられないようにしていたという。

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