寒季到来・オカマが凍死
(94.10.24)
朝晩の冷え込みが強くなり、水シャワーの冷たい季節が到来した。夜になると厚手のジャンパーを着た人たちが目立つようになっており、男性諸氏の「目の保養」はしばらくお休みというところ。
現在、北部・東北部・中央部(上半分)ではかなりの低気温を記録しており、今後さらに気温が低下していくものと予想され、貧困者の間で凍死者が続出することが心配されている。
プレー県内の刑務所からの報告によれば、24日服役中のシチャイ・ブンリット(44)が寒さのために死亡した。同人は懲役三年六ヶ月の判決を受けており、これまでのところ四カ月が過ぎていたもの。検視官は「シチャイは喘息もちだったため、刑務所内の寒さに耐えきれなかったのだろう」と発表している。
また、ウドンタニ県でも凍死者が報告されている。同日ムアン郡の寺院内集会場で人が倒れているとの通報を受けた警官が現場へ急行すると、30歳ほどのヤセ細ったオカマが絶命していた。いでたちは薄手のジャンパー、半ズボンの軽装で、野宿をしながら物乞いをしていたが、この寒さに衰弱していた身体が耐えられず死亡したものと見られている。
なお、例年タイでの最低気温を記録しているルーイ県では気温が急激に下がっており、山岳部では八度、平地では十二度が観測されており、県福祉局では寒さで苦しむ人に防寒具を配布することを決定している。