POSTAL2
アリゾナの狂った町に居住する狂人夫婦のFPSです。操作するのは元殺人鬼かつプログラマーの旦那。いつも機嫌の悪い妻から 「牛乳を買ってこい」「おじさんにプレゼントを渡してこい」などのお使いを頼まれます。
で、真面目にミッションだけこなしていれば闘うことはあまりないのですが、欲しいものがあるのに金が無い、他の狂人から因縁をつけられる。バカにされる。有無を言わさず事件に巻き込まれる‥‥等の事情により、やむなく人殺しをする羽目になります。
ゲームでは、町ひとつを再現しています。GTA3程広くありませんが、そのかわり各建物の内部はかなり広いです。ゲーム開始後、町の マップを見ると「うえ。こんな狭い町なのか」と思うことでしょうが、ゲームは月曜日・火曜日‥‥と、お使いを済ませるごとに曜日が変わり、曜日が進むごとに新しいブロックが続々と広がるため、金曜日あたりには相当広大な範囲を動けます。
月曜日、私は妻から「スーパーで牛乳買って、仕事先から小切手を貰って銀行で換金してこい」と頼まれました。
スーパーは家から近いです。ただその間、近所の家に忍び入る誘惑に勝てず、隣家に忍び込みました。武器はまだ、家にあったスコップだけです。
入ってウロウロしているとトイレがあったので放尿。このゲームではチャックを開けてからマウスボタンを押すと、放尿することができます。憎い奴を死体にしたあと尿をかけたり、火炎瓶を当てられたとき、天井に向かって放尿して火を消すなど、使い道は沢山あるよ。
さっぱりしてトイレから出てくると、隣家の住人と鉢合わせました。すかさずスコップを振り上げて殴ります。殴ると住人はショットガンで応戦してきました。流石はアメリカ、国民皆兵です。ただ、イージーモードなので多少被弾してもこっちはへっちゃら。バカバカ殴っているとBGMでうすら笑いが聞こえ、隣家のお姉さんが倒れました。倒れてもビクビク痙攣しているので、上からとどめを刺していると、打ち所が悪かったのか首を切り落としてしまいました。
首なし死体から血がぴゅーぴゅー噴き出し、首は遠くに転がっています。ためしに死体を蹴ってみたら、床を血だらけにしながらリアルに転がりました。首も蹴ってみたら、本棚に跳ね返ってコロコロ転がりました。上等です。机の上に現金があったのでとりあえず頂き、外に出ます。
坂を上がっていると、なぜか女性が逃げてゆきます。なんでだろう‥‥。と、警官が走ってきました。そう。基本的にこのゲーム。警官の視界内で人を殺したり、武器を持ち歩いていたり、イチモツをぶら下げたまま歩いていると逮捕されます。武器はちゃんとコートの中に隠したのですが、さっき殺した死体に小便をかけたとき、チャックを閉め忘れていました‥‥。警官を殺しても良かったのですが、そうすると手配レベルが一気に上昇します。下げるにはほとぼりが冷めるまで隠れていないといけないのですが、周りの警官も次々と集まってしまい、しょぼい武器しか持って居ないため、ここは素直に逮捕されました。
逮捕されると持ち物を没収された上で留置場に入れられます。まだゲームオーバーではありません。
留置場で放心状態になっていると、天井のスプリングラーが目に入りました。武器は全て押収されましたが、コートの中にマッチが入ってます。ためしに火を点けて火災報知器の下へ放り投げると、非常ベルが鳴り、天井から放水されるとともに、牢屋の扉が開きました。おう、出られるぞ!。
廊下に出ると、他の容疑者たちが次々と逃げていく姿が見えます。奴らについていけばOK。しかし、途中で女性警官に鉢合わせました。武器は無いのですかさずチャックを開けてイチモツから尿をかけてやると逃げて行きました。このゲーム狂ってます。
そうしている間にも、次々と警官が現れます。小便にも残量があるため、仕方なく被弾しながら逃げ続け、押収品倉庫で適当な武器を盗んでから警察署を脱出。近くの民家に隠れて住人を殺して、便所の中で手配レベルが下がるのを三分ほど待ちました。これで晴れて無実の身。簡単ですね。
今度は用心深く武器をしまい、チャックを閉めてからスーパーへ向かいます。スーパーはインド人が経営しています。棚の奥で牛乳を見つけ、レジに持っていくと大勢並んでました。横入りすると罵声を受けて、しかもレジの男から「ちゃんと並べ」と文句を言われます。殺意が浮かびますが、また追われるのはまっぴらなので静かに列へ加わります。ようやく自分の番が来たんですが、金を払う(持ち物から金を選んでリターンキー押すだけ)のを忘れ、そのまま店から出ようとしてしまいました。当然、万引きと思われたらしく、インド人の店員がマシンガン片手に追いかけてきました。「ポリース、ポリース」と変なイントネーションで叫びながら‥‥。
また町を逃げ回り、続いて仕事先(ゲームソフト製作会社)に小切手を取りに行きます。仕事先は残酷ゲームを作る会社で、会社の近くでは「残酷ゲーム反対」のプラカードを持ったデモ隊が行進していました。うざいので殺そうかと思いましたが、人数が多かったので黙認します。
仕事先に入り、社長から小切手を貰った瞬間、興奮したデモ隊が武装して会社に乗り込んできました。会社にはそこら中に武器が置いてあるんですが、とりあえず物陰に隠れて様子を見ます。他の社員は武器を持ってデモ隊と銃撃戦。銃声を聞いて飛んできた警察も加わって、入り口付近は大混乱のようだ。しばらく待って、生存者の人数が少なくなってから自分も武器を持って掃討に加わります。警官の姿が目に入っても、距離が離れていてすぐに武器を隠せば大抵は大丈夫(イージーモードだからかな)。デモ隊を全員殺して、銀行に向かいます。
因みにデモ隊は黄色いティーシャツを着ていますが、これ以降、デモ隊の残党と町で出会うと、周りに警官がいてもなんでも私に向かって発砲してきます。すっかり敵と認識されているようです。応戦すればこちらもお尋ね者になるため、このようなシチュエーションではまず武器を出さず、手ぶらで警官隊のいる方角に逃げれば、あとは警官隊が皆殺しにしてくれます。最初のうちは警官隊も非力なため、デモ隊の残党に殺されてしまうケースもままありますが、日が進むうち町中はどんどん荒廃してゆき、じきにSWATや州兵がそのへんをウロウロするようになるため、まあまあ安全となります(彼らを敵に回さなければ)。そのかわり、民家や商店を襲うのは日ごとに難しくなります。
もうひとつ、この町には他にも「木を守れ!」とか「菜食主義を守れ」といった押し付けがましい団体が幾つもいます。
銀行で小切手を換金し、一日目の任務が終わります。こんな感じで妻は割と容赦なく用事を言いつけてきて、図書館に本を返しに行けとか、有名人(黒人のちび)のサイン本を貰ってこいとか、残酷ゲームに関する署名活動をしてこいとか、命じてきます。ちなみに署名活動は10名分の署名を集めなければならないんですが、予想通り、話しかけても殆どの人が「悪いけど‥‥」とか言って逃げていきます。たまに「死ねバーカ」みたいなことも言われます。当然殺意が芽生えます。追いかけていって、人気のないところで殺したこともままあります。
印象深かったのは「肉屋でステーキ用の肉を買って来い」というミッションでした。肉は「ミートワールド」という肉屋で売ってます。結構巨大な肉屋ですが、入るとレジに誰もいません。いないと売ってもらえないため、仕方なくレジ裏の扉を開けて、従業員用の通路を進んでいくと‥‥。
倉庫の巨大なミキサーに「キヒヒヒヒ」と笑いながら、次々と人間を投げ込んでいる集団を目にしました。どうやらこの店、人肉を売っていたようです。
集団とはすぐ殺し合いに発展しました。肉屋は死ぬほど巨大で、あっちこっちで50人くらい殺して、ようやくパッケージされたステーキ用の肉をゲットしました。すると今度は警官隊とSWATが突入してきて、合計70人くらい殺してからようやく肉屋を出ます‥‥。
↑肉屋での闘いと、豚の頭(武器になる)をゲット。
プレイしたのはイージーモードですが、イージーでもやってられないほどの攻撃で、後半になると手榴弾や誘導ミサイルを使う汚い敵も現れます。もうひとつ厄介なのは番犬です。犬はドッグフードを与えると手なづけることもできます。動きがすばやいので苦労しますし、犬は大体屋外にいるため、強盗に入ろうとして番犬が出てくると銃を使うわけにもゆかず(外で銃を使うのは危険)スコップや警棒で撲殺するか、ハサミなど音のしない道具を使わなければなりません。後半、野良猫を捕まえてショットガンの頭に肛門から差込み、サイレンサーとして使えることを知ってからは少し楽になりました‥‥。
体力はまれに登場する救急セットを拾ったり、ドーナツ屋を襲ってドーナツを食ったり、バーベキューを食すると回復します。ただし、一番手っ取り早いのは大麻です。大麻パイプを購入するか、麻薬中毒の連中を殺しても手に入ります。で、大麻を吸うと体力が上限(100)以上の125に増えます。
「おじさんにプレゼントを手渡す」というミッションも楽しかったです。おじさんは郊外の要塞化した一軒屋に篭り、夫婦で殺人をしている気違いでした。でもって訪問時、おじさんの家をATFが取り囲んでいました。付近は立ち入り禁止になっているので、裏から一人ずつ、猫サイレンサー付のショットガンで見張りの頭を吹き飛ばしてゆきます。頭は急所なので、一番手っ取り早く殺せるのは言うまでもないことです。屋根つたいにATFを殺しながら進み、裏の秘密出入り口からおじさんの家に入ります。地下室まで降りていくと、おじさん一家が踊っているのを発見。プレゼントを渡すとミッション終了です。
でも、終了した瞬間にATFや警察が突入してきます。入ってきたときの出入り口は封鎖されているため、別の出口を探さなくてはなりません。
↓郵便局にて、集団火葬の図。ガソリンをまいてからマッチで火をつけました。


企画は病的ですが、それでもこんなものを完成させて売る根性には頭が下がります。既に発売禁止の国もあるとか。
セリフその他は全て英語で、字幕すら出ないのは辛いですが、ミッション概要は地図を見れば一発でわかるので、特にセリフを理解する必要はあまりありません。警察署に交通違反の罰金を払いに言ったとき、罰金が払えないので窓口の警官を殺そうと思ったのですが、スピーカーの音量を上げてセリフを聞くと「300ドルなんです」と言ってまして、所持金が100ドルくらいしかないのが原因とわかりました。この程度です。もちろん、すぐに近くのホテルに向かい、宿泊客を片っ端から虐殺して残金を都合しました‥‥。
セリフはともかく、最大のストレスはエリアごとのロードが長いことです。町は細かいブロックに分かれているのですが、その継ぎ目でロードが始まります。5秒くらいなら我慢できますけど、30秒近くかかることもあって、タバコが一服できる程です。おかげでこれやってた間、タバコの本数が一時的に増えました。うちのマシンはそれ程スペック悪くないですし、後でファンサイトを調べると、皆同じ要因でイラ立っていました。
日本のファンサイト(お勧め)はこちら。
P arade of Disasters