ヤソートン県からの報告によれば、小学生の男の子が重度の便秘で苦しんでいるという。この子供は同県パティウ郡に住むセン・ケムプート君(11)で、一ヶ月以上便通がないという奇病を患っているという。
両親の話では、先月九日、担任の教師より支給された虫下し薬を、他の級友と一緒に飲んで以来便通がなくなり、便意すら催さなくなってしまったという。両親は最初、セン君を地元のヤソートン病院に連れていき、下剤投与・浣腸などの処置を受けたが全く効果がなかった。
このため、医療器具が完備されているウボンラチャタニ県内の総合病院で精密検査を受けることになった。ここでも肛門に傷ができるまで浣腸をされたがやはり便通はなし。そのうえ器具が故障してしまったため、病院からはロイエット県の総合病院で治療することを勧められた。
貧しい農民であったセン君の両親は、農業銀行から6万バーツの借金をしていたがこれもセン君の治療費で消えてしまい、さらに金を工面するため唯一の財産であった牛四頭を売ってしまっていた。このため治療費を支払うことができなくなり、結局セン君は自宅に連れてこられ、今では祈祷師に頼るしかなくなっている。
最初治療にあたっていたヤソートン病院のカウィー院長は「セン君を治療するのは当病院の責任」として、コンケン県中央病院で治療を受けさせるように両親を説得している。