スイカを食べたら
チンチンが(95.2.16)

 今月16日、トラン県のバレティ村に住むセリさん(26)とタウイさん(16)の兄弟が、スイカを食べた直後、性器に異常をきたして病院にかつぎ込まれるという事件が起きた。

 セリさんの話によれば「市場で買ってきたスイカを食べて五分程で腹痛が起き、同時に激しい尿意に見舞われた。そして、見る見るうちに男性器が勃起したかと思うと、そのままの状態で身体にめり込むかのように凝固していった」という。

 驚いた兄弟の、助けを呼ぶ声を聞きつけた近所の人が急ぎ二人を病院に連れていき、医師が筋肉弛緩剤を注射したため事なきを得たが、まだ完全には復活していない。担当医師の説明によれば「この病気が始めて報告されたのは七〜八年前。しかしここ二〜三年は沈静化していた」という。

 この奇病の原因だが、成長促進剤としてほとんどの果物に使われている農薬が関係しているとみられており、医師は「スイカに限らず、他の果物を食べて同様の症状が出た場合には、恥ずかしがらずにすぐ診察を受けるように」とアドバイスしている。初期の段階で適切な治療を受ければ、三ヶ月ほどで治るというが、そのままにしておくと性的不能になるばかりではなく、子種も消失してしまうケースが多いということだ。