四日、ピサヌローク県ムアン郡で農業に従事するターブさん(56)が、妻のリンチさんとともにムアン郡署に出頭「前月白昼に妻が畑でレイプされた」と訴えてきた。
ターブさんによれば、事件当日、畑仕事をしているリンチさんを探していると、仕事仲間のサムリアンがリンチさんをレイプしているのを目撃した。激怒したターブさんは「警察に突き出す」と大声でわめき散らしたが、サムリアンは何とか穏便に済ますよう懇願。そこでターブさんは‥‥
●ターブさんがサムリアンの妻を同じ時刻、同じ場所でレイプする。
●サムリアンとリンチさんは、そのレイプの様子を近くで見る。
との異常とも言える提案をしてきた。しかし警察に行くことだけは避けたいサムリアンはこれに同意。いやがる妻のトンダムさんをなんとか説き伏せた。
三日後の26日、二組の夫婦は畑の中で待ち合わせ、ターブさんとトンダムさんはそれぞれの配偶者が見守るなか、白昼堂々と「合意レイプ」を実演した。
本来ならここで話しが終わるはずだったが、どうにも面白くないサムリアンが「妻がレイプされた」と五万バーツの損害賠償を求めてターブさんを訴えたことから話がややこしくなった。警察ではターブさんを逮捕して尋問したが、当然ながら罪状を認める訳がない。ターブさんは保釈金を支払い保釈を申請。これが認められるとその足で、今度はサムリアンを婦女暴行で訴えたという訳だ。
ムアン郡署長によれば「このようなケースではターブさんの方が有利であり、法廷に持ち込まれた場合でも勝訴は間違いないだろうが、いずれにせよ両者で示談にするのが一番」と幾分呆れ顔だ。
一方、村人は村でこのように破廉恥な事件が起きたことに憤慨する者が多く、なかには「神様が怒って雨を降らせず、村人は皆干上がってしまうかもしれない」とはき捨てるように言う者もいた。