男狂いの尻軽女(94.5.29)

 29日、酒に酔った男が「妻を殺した」と、都内チャトゥチャック署に自首をしてきた。最初、警官は男が酔ってデタラメを言っていると考え、軽くあしらっていたが、取り調べていくうちに、シャツのそでに血がついているのを発見。身柄を拘束することにした。

 この男はパトムタニ県ムアン郡に住むタクシー運転手ドアン(46)で、自宅を調べたところ妻パイリンさん(47)が絶命しているのが見つかった。近くには凶器と思われるこん棒が落ちており、首にはナイロンの紐が巻かれていた。

 ドアンによれば、パイリンさんとは結婚して三十年近くにもなり、子供も三人いるが、パイリンさんは非常な男好きで、これまでにも多くの男性と関係しており、その度に近所の人の嘲笑をかい、結局引っ越すはめになっていた。そして事件当夜も、妻にもう男遊びをやめるように言い聞かせていたという。

 ドアンはさらに「田舎の親戚に預けている子供らへの送金が、ここ三ヶ月途絶えているとの連絡が来ていることを妻に告げると、妻はその金を若い男に貢いでしまった、と告白。そのためドアンは怒り心頭に達し、台所からこん棒を持ってくると、それで妻の頭を力いっぱい殴り、さらに首を締めて殺害してしまった」と自供した。その後友人宅へ遊びに行き、妻を殺害したことを告げると皆に非難されたため、自首する決心をしたということである。