男買いまくり
ドイツ女の末路(94.9.23)

 今月23日午前7時、プーケット県ムアン郡署に外国人女性の他殺死体発見との通報があった。

 所持していたパスポートから、同女性はドイツ人実業家モンチェム・イレクさん(45)と判明。右のこめかみを二発撃たれていたものの、所持金・ネックレス・指輪がそのままになっていたため。遺恨による犯行との見方が強かった。

 警察がプーケット市内にある被害者の自宅を調べると、家捜しでもしたかのように衣類が散乱しており、またタイ人の若者と一緒に写っている写真も何枚か見つかった。近所の住民に確かめたところ、この若者は被害者と深い関係にあったホテル従業員のソムヌック(27)であることがわかった。

 そこで警察はソムヌックの自宅を捜索、血で汚れたシャツを発見したため、同人の身柄を拘束した。

 その後の取り調べで犯行を認めたソムヌックの自白によれば、モンチェムさんとは彼女が来タイしてすぐに深い仲になり、自動車を買ってもらったという。しかし気の多いモンチェムさんは他にもソムヌックの友人ソムシット、及び学校教師と関係しており、ソムヌックと同様に自動車を買い与えていた。

 ある時「他人に売るから」ということで自動車を返すようにモンチェムさんから言われたソムヌックは、猛烈に恨みを抱くようになり、友人のソムシットと共謀してモンチェムさんを殺害することを決めた。そこでモンチェムさんを騙してヤシ林に誘い出し、後をつけてきたソムシットに射殺させたと口を震わせながら供述している。

 警察ではソムヌックを殺人の罪で起訴するとともに、現在逃亡中のソムシットの行方を追っている。