23日午後3時半ごろ。モンタナーさん(39)とポンシリさん(38)が、サイアムスクエアで映画を見ようと、警察局付近でサムローに乗った。座席に茶色の袋が落ちていたので中を覗いたら、100ドル札が100枚入っていた。
サムローの運転手トンスクから、エラワンホテル前で外国人を降ろしたばかりだと言われたので、持ち主にお金を返そうとトンスクにホテルへ戻るよう命じた。しかしトンスクはホテルの裏側に車を止めて、たむろしていた他のサムローたちにも応援を求め、分け前を請求した。モンタナーさんらは200ドルを渡しホテルへ駆け込んだ。それでもまだトンスクらが追ってきたため、二人はホテルをパトロールしていた警官に事情を話し、その後ルンピニ警察署に現金を手渡した。
同署のペータイ警官が偽札と比較してみたところ、非常によく似ていた。しかし確認を得るため、この紙幣を使ってバンコク銀行と農民銀行で両替をしたところ、本物のドルであることがわかった。警察では数日後には持ち主が現れるものと予想しているが、もし現れない場合は署が保管し、一部は届け主に支払うという。