バンコク・トリトン通りのソイ・スカヌンの民家で、酒に酔った現職警官(27)が口論の末、愛人(23)とその姉(25)、母親(56)、そして父親(55)をピストルで撃ち殺した後、その銃で自殺するという事件が起きた。
隣人の証言によれば、同警官は自分の安月給だけでは足りないため、酒代の無心に度々愛人宅を夜遅く訪れていたが、事件の起きた夜は愛人の両親に、家に入る前に靴を脱がないと口汚く罵られていたという。また警察によれば、同警官はこれまでにも金を要求して断られると露店で食品を販売している愛人に殴る蹴るの乱暴を繰り返していた。
今回の事件も金に絡む口論が発端と思われる。同警官は愛人宅の隣人にも嫌われていたらしく、これは「あの警官が車にひかれて死んでも、道ばたで誰かに撃たれて死んでも、誰も悲しまなかっただろう」という愛人の友人の言葉からも察しがつく。